アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
10月14日(日)【バリアフリーで楽しむ秋の箱根】行事報告(箱根地域)
2018年10月18日こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。
今回は10月14日(日)に箱根ボランティア解説員連絡会と共同開催した「バリアフリーで楽しむ秋の箱根」の様子をお伝え致します。
このイベントは当初、箱根ボランティア解説員連絡会の主催行事でしたが、平成21年度より環境省も協力して開催する共催行事としているものです。今回は降水確率が低いのにも関わらず、開催前に雨が降るというハプニングに見舞われましたが、開始時は晴れて無事開催することが出来ました。
場所は箱根ビジターセンター前のバリアフリー観察路で実施しました。
階段がなく、舗装路でゆったりと歩けるため、ご高齢の方、身体が不自由な方、小さなお子様も参加出来るイベントです。季節の花実を観察したり、紅葉を楽しんだりして、秋の箱根を満喫しました。
↑紅葉が始まり、とても和やかな雰囲気の中で開催できました。
↑豊作のガマズミの実。甘酸っぱい実りの秋ですね。
↑種子から仙人のひげのような毛が生えることから由来した「センニンソウ」
ふわふわの毛はとても気持ちが良いです!
↑拾ってきた落ち葉でステンドグラス作り
セロハンテープで台紙の裏に貼り付けて陽に透かすと・・・
↑こんな感じに出来ました!自然な色は素敵ですね!
↑今回のイベント中に感じたことを俳句にする「ハイクで俳句」
以下のような素敵な俳句が出来ました。
・ホンザンショウ 緑のじゅうたん きれいだね
・葉の陰に ムラサキの実 ひそやかに
・針さして それいけ開け 神輿草(みこしぐさ)
↑最後はパークボランティアのハーモニカ伴奏による童謡「紅葉」を全員で合唱しました。
ゆったりとした雰囲気に包まれながら、今回の観察会を終えました。
普段はあれを観察しなきゃ!これを見に行かなきゃ!と急ぎ足になってしまいますが、時間をあまり気にせず、ゆったりと観察出来るのも、とても良かったなと改めて認識しました。参加者も終始笑顔で楽しまれていましたので来年も是非開催したいと思います。