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関東地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

早起きのご褒美(箱根地域)

2018年11月19日
富士箱根伊豆国立公園

こんにちは!富士箱根伊豆国立公園管理事務所の三瓶です。

ぐっと寒くなり、日本各地から冬の便りを耳にすることが多くなってきましたね。箱根地域でも、放射冷却の影響で葉には霜、地表に霜柱ができはじめ、いよいよ冬の始まりを感じます。

そんなぐっと寒くなった日に少し早起きをして、箱根へこんな風景を見に来てみませんか?

↑国道138号線から見た仙石原の雲海

↑県道736号線(仙石原~長尾峠間)よりからの様子。紅葉と雲海のセットが見られます。

【撮影日:11月16日(金)午前6時半~7時】

「早起きは三文の徳」と言いますが、それ以上の価値のある風景が見られます。

仙石原は、大涌谷や姥子からの温泉の湿気や湿原の湿気が溜まりやすく、気温が急に下がる11月中旬から12月初旬にかけて水蒸気(雲)が発生し、雲海が見られることがあります。

今時期は陽が昇るのが遅いうえ、箱根外輪山に遮られ、平地よりも遅く陽が昇るため、それほど早い時間でなくても、日の出と雲海のセットで見られることがあります。

観光でコチラにお越しの際には、出発時間を少し早めて、雲海と朝日も一緒に楽しみに来てみてはいかがでしょうか?また、見頃をむかえた仙石原のススキ草原の様子は先週末に池田ARが情報をアップしてくれているので、下記を参考にしてください。

http://kanto.env.go.jp/blog/2018/11/post-577.html

※雲海が発生する日は気温がとても下がります。十分な防寒着を持ってお出かけください。