アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
第39回(サンキュー!) 尾瀬山開きin 新潟県魚沼市
2019年06月07日こんにちは!檜枝岐自然保護官事務所の細川です。
檜枝岐村の雪はすっかり溶けましたが、燧ヶ岳の方の雪はまだ溶けずアイゼンやピッケル装備がないと歩くことが危険な状態です。
夜になると尾瀬沼もとても寒いので暖かいダウンなどの防寒具を持っていると良いと思います。
(大江湿原のミズバショウ)
(ニッコウキスゲの新芽)
さて、6月4日(火)に尾瀬山開きが新潟県魚沼市で開催されました!
尾瀬国立公園は新潟県、福島県、群馬県の3つが隣接しており持ち回りで山開きを開催しています。
今年の開催場所は魚沼市にある奥只見ダムで執り行われました。
魚沼市長の佐藤雅一氏をはじめ、魚沼から行く尾瀬を盛り上げる尾瀬ルート活性化委員会長の星雅彦氏などがあいさつしました。
さらに山開き記念演奏としてオゼ・ミュージック・アンバサダーのMiyuuさんが奥只見ダムを背景に「夏の思い出」のギター演奏を歌ってくださいました。
(Miyuuさんは尾瀬のイベントに毎回来ていただいてます)
(魚沼市消防音楽隊による「ふるさと」)
毎回、山開きの際にはテープカットを行うのですが今年は第39回ということで関係者39人が一斉にテープカットを行い、なんとその中に私も入れてもらえたのです!
テープカットは初めてだったので作法が分からず隣の方に聞いてしまいました...
山開き後は、すぐ近くにある奥只見湖遊覧船に乗り奥只見湖を1周しました。1周だけでなく奥只見船着場から尾瀬口船着場まで行くこともできます。(予約制)
さらに尾瀬口(尾瀬口船着場)から沼山峠は会津バスが通っているので約1時間で沼山峠に着くことができます。(予約制)
( 外輪線ファンタジア号)
新潟から一番近い尾瀬の登山口は小沢平です。
小沢平から3、4時間ほどで尾瀬ヶ原に着くことができ、途中には有名な三条ノ滝や平滑の滝があるので滝を最初に見たい方にはこちらの登山口がオススメです。
舗装されていない箇所があり、膝下まで濡れることがあるので長靴か替えの履物を用意しておくと良いです。
夏が近づいてきましたが、みなさん尾瀬の準備は整いましたか?
みんなで尾瀬にいこOZE!