アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
南アルプス自然保護官事務所新体制!
2020年04月08日みなさん、こんにちは。
南アルプス自然保護官事務所の本堂です。
街では早くも葉桜になっていますが、芦安では見頃を迎えています。
これまで、自然保護官と自然保護官補佐の2人体制で業務を行ってきましたが、今年度から生態系保全等専門員が配置されることになりました。また、4月から自然保護官も変わりました。新体制になった南アルプス自然保護官事務所のメンバーを紹介します。
◆雨宮 俊 自然保護官
南アルプス自然保護官(レンジャー)の雨宮です。日本の多様な自然と、自然環境に根ざした地域の暮らしと文化を知りたい、守りたいという想いで環境省レンジャーになり、日光、箱根、伊勢志摩の国立公園の現場管理に携わってきました。南アルプス市出身です(地元出身のレンジャーは初!)。小さい頃は南アルプスを「きっぽし(干し芋)山」と呼んでいました。櫛形山の奥に、遠く、白く雪化粧している南アルプスが印象的だったのだと思います。その山をフィールドにレンジャーとして働けることをとても楽しみにしています。
◆金丸 太一 生態系保全等専門員
4月から南アルプス自然保護官事務所で勤務します、生態系保全等専門員の金丸太一です。
国立公園内のニホンジカ対策の取組強化のため、初めて南アルプス地域に配置されました。これまで北海道や四国でニホンジカ対策の仕事をしてきましたが、南アルプスの事をあまり知らないので、早く地域のことを知りたいと思っています。ニホンジカ被害対策に向けて、被害現場などにたくさん足を運んで、地域の方々のお話を聞きながら、少しでも貢献出来ればと思っています。よろしくお願いいたします。
最後にわたしの紹介もちょこっと。
南アルプス自然保護官事務所の自然保護官補佐(アクティブ・レンジャー)、4年目の本堂舞華です。山や自然が好きで、南アルプス山域がとても大好きです。南アルプスを彩る高山植物や特徴的な地質・地形、山深く原生的な森林に住む動物たちなど、南アルプスにはたくさんの魅力があります。その反面、ニホンジカによる影響も多く見られます。南アルプス国立公園の魅力や状況をアクティブ・レンジャー日記やSNSなど私の活動を通して、たくさんの方に知っていただきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
事務所は山梨県南アルプス市芦安にあります。山に囲まれた集落で、南アルプス市側から広河原へ行く際には必ず通過する場所です。夏場は北岳や広河原など現場での仕事がとても多いです。夏場は黄色いレンジャー服を着ています。南アルプス山域で登山をしているとき、広河原でバスを待っているとき見かけたらお気軽に声をかけてください♪コロナウイルスが落ち着いたら、南アルプスの山々や芦安へぜひ、お越しください。