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関東地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

スミレを探して (箱根地域)

2020年05月01日
箱根

皆さん、こんにちは。

富士箱根伊豆国立公園管理事務所の山口です。

今回は、本来であれば4/25(土)に開催を予定していた"箱根地域自然に親しむ運動「スミレを探して春の仙石原を歩く」"というハイキングイベント報告の予定でしたが、コロナ禍の影響を受けイベントは中止となっています。ですが、箱根のスミレたちは元気に咲いています!紹介せずにはいられません。

▲タチツボスミレ4種、ケマルバスミレ、エイザンスミレ、アカネスミレ、ツボスミレ

様々なすみれ色が美しいですね。個人的には、エイザンスミレのピンクがかったすみれ色が好きです。これだけではなく、他のスミレも咲いています。

▲ナガバノスミレサイシン。葉の形が特徴的です。

▲タチツボスミレ群生

タチツボスミレは各所で華やかに咲き誇っています。

▲ビジターセンター周辺芝生のスミレ群生

お昼のお弁当をここで食べると幸せですよ。

スミレは、日本に50種以上も自生し、変種を含めると100種にもなるという私たちの身近に普通に咲く花です。この花は、春早くに咲くことでハナバチたちを集めて受粉を助けてもらい、また種子に付いているエライオソームという甘みでアリたちを引き寄せ、種子を遠くに運んで生息域を拡大するという、実はいろいろな動物たちとも関わりあって生きる植物です。箱根の湖尻地域には毎年たくさんのスミレが咲きますが、それはスミレがこれだけ繁茂できる生態系が残されているということかもしれません。スミレは普通の花ですが、いつまでも普通種であるように、周囲の虫たちも含めて自然全体を大切にしたいですね。

箱根を彩るのはスミレだけではありません。

▲クロモジ(緑)、ボケ(朱)、キランソウ(青)、モミジイチゴ(白)

すみれ色以外にもたくさんの花色が、箱根の春を華やかにしています。今年は、AR日記を通して、皆さんにこの花たちを楽しんで頂けると嬉しいです。花たちにパワーをもらって、次の春こそ安心して楽しめるように、今はしっかりSTAYHOME!GWを乗り切りましょう。

※4/29-5/13の期間、箱根ビジターセンター駐車場は閉鎖しています。状況によっては期間を延長する場合もあります。詳しくは箱根ビジターセンターHPにてご確認下さい。

「湖尻」にある箱根ビジターセンターHP →http://hakonevc.sunnyday.jp/

今後の親しむ運動イベント情報 →http://hakonevc.sunnyday.jp/shitashimuundou.html