アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
【小笠原】 漁するカツオドリ
2020年12月07日
小笠原
こんにちは、小笠原の鈴木です。
最近、肌寒さを感じる事がありますが、よく考えたら既に師走。半袖で生活していることがおかしいのかもしれません。
さて先日、母島へ出張してきました。母島へは「ははじま丸」に乗って往復4時間。
船酔いにおびえながら、帰りの船では1時間ほど船の周りを飛ぶカツオドリを眺めていました。
母島から出航すると次第に船の近くに集まってきて、気づけば周囲には10羽以上のカツオドリ。
カツオドリたちは船に寄り添って飛び、魚を見つけると海にダイブ!
大小さまざまな魚を捕まえていました。
<大きな魚を捕獲中>
<トビウオを捕まえた!>
大きい魚は無事飲み込めたのでしょうか?
失敗しても再チャレンジ!
次の機会のために船の前方まで飛んで戻っていきます。船より早く飛べるんですね。
参考までに、ははじま丸の航海速力は16.5ノット(時速30.5㎞)です。
カツオドリは船のすぐ近くを飛んで戻っていくため、かなり近くで見ることができました。
<少し見切れてしまったカツオドリ>
出航から1時間も経ち船の上から父島も母島も見える頃には、あんなにたくさんいたカツオドリも残るは3羽ほど。船の揺れが激しくなってきたので私も船内へ。
まだ魚を捕れていないであろうカツオドリたちは頑張って!
しかし、どことなく気の抜けた顔をしている気がするカツオドリですが、魚を捕る姿はカッコいい!嘘だと思う方はぜひ小笠原で実物を確認してみてください。
<新型コロナウイルス対策について>
来島にあたっての最新情報等は小笠原村のHPをご確認ください。
https://www.vill.ogasawara.tokyo.jp/
小笠原 鈴木