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関東地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

火のよう~じんっ

2021年05月21日
秩父多摩甲斐国立公園

みなさん、こんにちは。

奥多摩自然保護官事務所の小林です。

前回の日記に載せた、令和2年度のアクティブレンジャー写真展の動画は

見て頂けたでしょうか??

もしまだ見てないという方は是非ご覧下さい!

https://www.youtube.com/watch?v=Kk0EXrcWT80

※スマートフォンやタブレットで見て頂いた方が、動画がスムーズに再生される可能性があります。

さて、

雨降りの毎日ですが、

秩父多摩甲斐にさらに涙の雨が降る出来事が起こってしまいました。

山火事です。

ゴールデンウィーク中に、山梨県山梨市にある「乾徳山(けんとくさん)」の草原が

約2.5ヘクタールも燃えてしまいました。

(参考:100m×100m=1ha バスケットコート24面分)

石についたコケも焦げていたり、、

全部は焦げないんですね。

シカのフンがいぶされていたり、、、

いつもより臭いました。

それでも命は尽きません。

火事のあった約2週間後に行きましたが、その短い間にも成長していました!(真ん中の緑の部分)

他にも、ここ1年の間で国立公園内では

「青梅市沢井(東京都)」、「檜原村樋里(東京都)」、「甲府市御岳昇仙峡(山梨県)」

で山火事が起こっています。

世界で見ても、山火事のニュースが頻繁に流れていましたよね。

特に、オーストラリアでの山火事は野生動物たちが約30億匹も

すみかを失ったり、命を落としたりしたとされており、世界中に衝撃を与えました。

△山火事現場を調査するレンジャー

他にも、ニュースにはなっていませんが、国立公園内の山小屋のテント場や河原で、

直火(地面で直接たき火をすること)の跡がたくさん見られます。

国立公園内の特別保護地区では、自然公園法で直火が禁止されています。

それ以外の地域でも、河川法や土地所有者の意向から禁止としているところは多いので、

直火を行っても良い場所かはよく確認しましょう。

また、直火でなくても、バーナーが風で倒れて草木に火が付くこともあるので、

周りに燃えやすい物がないか、倒れやすい状況じゃないかをきちんと確認してから

火を扱って下さい。

ひとたび山火事が起きてしまうと、その被害は深刻です。

人の命だけでなく、そこに暮らす生きもの達の命もかかっていることを忘れないで下さい。