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関東地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

【開催終了】アクティブ・レンジャー写真展開催中です in 四季の杜おしの公園 岡田紅陽写真美術館<富士五湖エリア>

2021年08月23日
富士箱根伊豆国立公園


【会場休館に伴う写真展終了のお知らせ】

展示会場の岡田紅陽写真美術館ですが、新型コロナウィルスの感染拡大防止のための臨時休館が8月11日(水)~22日(日)までから9月12日(日)までに延期となりました。そのため、残念ながら写真展は終了となりました。


こんにちは。富士五湖の小西です。

富士山が2年ぶりに開山し、早くも1か月が経ちました。。梅雨が明け夏山シーズン本番ですが、早くもトンボを見かけました。富士五湖の夏はとても短いので満喫したいと思います。

すっかり夏の様相です@三湖台(7月19日)

新型コロナウィルスの影響で今年もスタートが7月に遅れたアクティブ・レンジャー写真展ですが、現在、富士五湖エリアの忍野村にある四季の杜おしの公園 岡田紅陽写真美術館にて開催中です。一人でも多くの方に見ていただけたら嬉しいです。

<開催期間>2021年7月31日 ~ 8月29日 10:00~17:00(最終入館は16:30まで)
<場  所>四季の杜おしの公園 岡田紅陽写真美術館 2階(山梨県南都留郡忍野村忍草2838-1)
 アクセス方法はこちら  http://shikinomori.webcrow.jp/infomation.html#交通案内
 写真展の詳細についてはこちら http://kanto.env.go.jp/to_2021/2021_3.html

なお、期間中に美術館の企画展として動物写真家の岩合光昭さんの「地球の宝石」が開催されています(有料)。かわいい動物たちの写真が満載でした!

富士五湖からの今年度の作品は下記の2点です。

朝日で黄金に輝く富士山(撮影日:2021年1月29日@三ツ峠)

冬は抜群に寒い富士五湖ですが、雪が積もることはあまり多くなく、

「滅多にないチャンス!」

と降雪の翌日朝暗いうちに三ツ峠に登りに行きました。

日の出の景色を撮るというのに慌てていて、肝心の三脚を忘れるという失態(でもよくやります・・・)をしながらも親切なおじさまカメラマンに貸していただき、無事撮ることができました。

日が昇るとともに周囲の色が刻々と変わっていく様子は、本当にまばたきをするのがもったいないくらいでした。

雲海越し遠くの山々を望む(2020年10月21日撮影@奥庭)

こちらは秋の富士山の奥庭からの景色です。カラマツの黄葉と赤く染まる富士山を撮りに行きましたが、残念ながら富士山は赤くならず、待っていたカメラマンの方々が
「今日はだめだー」と帰っていった後に、後ろを振り返ったら、幻想的な風景が広がっていました。

雲海の先に見える南アルプスをはじめとした山々。

『きっと向こうからも雲海越しに富士山が見えているのかな~』

と想像して思わず手を振りたくなりました。

毎年思うことですが、関東地方環境事務所管内は富士山をはじめとした山々、トキにや小笠原の数多くの固有種、美しい海、、、と本当に多種多様です。21名のアクティブ・レンジャーの力作を通して自然を楽しんでください!

なお、昨年出品した作品の撮影地である山中湖のパノラマ台では7月24日・25日に東京オリンピックの自転車ロードレースの選手たちが無事通過しました。

昨年の写真展作品(2019年2月12日撮影@山中湖 パノラマ台)

あいにくのお天気で、富士山は隠れがちで、選手にもTVを通して観戦していた世界中の人にも美しい山容を見てもらうことができなかったのは本当に残念ではありますが、それでも湖や樹々を通して富士の麓の自然を感じてもらえたと思います。

きっとこれから自転車の愛好家の方々が多く訪れるようになると思います!

みなさんも新型コロナウィルスが終息したら、オリンピアン達が汗を流して走り抜けた道でぜひ、追体験をしてみてください!