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アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。コウモリのねぐら
2025年01月27日
小笠原
小笠原には、小笠原群島鳥獣保護区があり、聟島、父島、母島列島の陸域のほぼ全域と、一部の海域が指定されています。その中でも、最も規制の厳しい特別保護指定区域は、12月1日から翌年6月30日までの期間に指定されており、オガサワラオオコウモリが集団でねぐらを形成するエリアを保護しています。この期間以外は特別保護地区となっています。
今回は、オガサワラオオコウモリの集団ねぐらについて紹介します。
今回は、オガサワラオオコウモリの集団ねぐらについて紹介します。
オガサワラオオコウモリ
オガサワラオオコウモリは、小笠原諸島唯一の固有哺乳類です。環境省第4次レッドリストでは絶滅危惧IB類 (EN)に分類され、国内希少野生動植物種にも指定されています。
(詳しくはこちら)
オガサワラオオコウモリ | 自然環境・生物多様性 | 環境省
冬季、オガサワラオオコウモリは集団でねぐらを形成します。この時期は繁殖期にあたり、冬の集団ねぐらに対する人為的影響を減らすことが保全上重要です。オガサワラオオコウモリは一般的に夜行性なので、しばしば日中にねぐらで休息をします。
(詳しくはこちら)
オガサワラオオコウモリ | 自然環境・生物多様性 | 環境省
冬季、オガサワラオオコウモリは集団でねぐらを形成します。この時期は繁殖期にあたり、冬の集団ねぐらに対する人為的影響を減らすことが保全上重要です。オガサワラオオコウモリは一般的に夜行性なので、しばしば日中にねぐらで休息をします。
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看板設置の様子
今年の冬は、都道のすぐ近くに集団ねぐらが形成されました。
観察のための車の駐停車や、歩行者が立ち止まっている状態が、オガサワラオオコウモリの生息や繁殖に影響を与える可能性があるため、看板を設置して注意を呼びかけることになりました。
観察のための車の駐停車や、歩行者が立ち止まっている状態が、オガサワラオオコウモリの生息や繁殖に影響を与える可能性があるため、看板を設置して注意を呼びかけることになりました。
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年末年始はおがさわら丸の運行本数が増加し、来島者も多くなります。そのため、オガサワラオオコウモリの集団ねぐらが観光客の観察地点になっていないか、また看板に異常がないかを確認するため、点検を毎日実施しました。
オガサワラオオコウモリの集団ねぐら形成は、例年春先まで続く見込みです。
改めて、オガサワラオオコウモリの保全活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
オガサワラオオコウモリの集団ねぐら形成は、例年春先まで続く見込みです。
改めて、オガサワラオオコウモリの保全活動へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
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国指定小笠原群島鳥獣保護区について
国指定小笠原群島鳥獣保護区の面積
・鳥獣保護区 20,065ha
・特別保護地区 1,377ha
・特別保護指定区域 3ha
鳥獣保護区のうち、鳥獣の保護又はその生息地の保護を図るため特に必要があると認められる区域が特別保護地区に指定されています。さらに、特別保護区の中で最も規制の程度が高い特別保護指定区域は、全国で知床と小笠原群島の2箇所のみです。
(詳しくはこちら)
鳥獣保護区制度の概要 || 野生鳥獣の保護及び管理[環境省]
・鳥獣保護区 20,065ha
・特別保護地区 1,377ha
・特別保護指定区域 3ha
鳥獣保護区のうち、鳥獣の保護又はその生息地の保護を図るため特に必要があると認められる区域が特別保護地区に指定されています。さらに、特別保護区の中で最も規制の程度が高い特別保護指定区域は、全国で知床と小笠原群島の2箇所のみです。
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鳥獣保護区制度の概要 || 野生鳥獣の保護及び管理[環境省]