
アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
写真で振り返る開山期の富士山②写真で振り返る開山期の富士山②
2026年10月30日
富士五湖
こんにちは!富士五湖管理官事務所の半田です。
さて前回に引続き、写真で夏の開山期の富士山を振り返っていきたいと思います。
今回もしばしお付き合い頂ければ幸いです。
さて前回に引続き、写真で夏の開山期の富士山を振り返っていきたいと思います。
今回もしばしお付き合い頂ければ幸いです。
SNSで富士山に関する投稿を見るとほとんどが晴れた山頂でゴキゲンな笑顔の写真や「こんなボクでも登れちゃいました」と余裕な表情を見せた写真ばかりです。このような投稿だけを見て富士山を甘く見て登ると、ご自身や同行者を危険にさらしてしまうこともあります。
富士山の天気は変わりやすく、朝は天気が良くてもいつの間にか雲が湧き立ち、午後には雷雨となることもよくありますし、近年は線状降水帯が急速に発達して被害をもたらすというケースも出てきました。荒天に対する備えは山での常識。登山規制でしっかりとした雨具、防寒具、登山靴を呼び掛けているのもそのためです。
富士山の天気は変わりやすく、朝は天気が良くてもいつの間にか雲が湧き立ち、午後には雷雨となることもよくありますし、近年は線状降水帯が急速に発達して被害をもたらすというケースも出てきました。荒天に対する備えは山での常識。登山規制でしっかりとした雨具、防寒具、登山靴を呼び掛けているのもそのためです。
富士山に何度も登っていると稀に息を呑むような絶景と出逢うことがあります。左上の写真は富士山頂で朝4時頃に撮った一枚です。富士山頂からの写真というと「御来光」が定番ですが、私は太陽が出る少し前、段々と空が明るくなってゆくこのグラデーションの方がお薦めです。
右上の写真は御殿場ルートを下り、途中分岐から宝永山に向かうプリンスルートでの一枚。雲海に浮かぶ宝永山が秀逸です。雲海が無ければ、宝永山の向こうに伊豆大島が見えるはずですが、そう都合よくは姿を現してくれませんでした。次の機会に期待です!
右上の写真は御殿場ルートを下り、途中分岐から宝永山に向かうプリンスルートでの一枚。雲海に浮かぶ宝永山が秀逸です。雲海が無ければ、宝永山の向こうに伊豆大島が見えるはずですが、そう都合よくは姿を現してくれませんでした。次の機会に期待です!
最後にご紹介するのは、ゴミの話。まず左上の写真。銀色のエマージェンシーシートやペラペラの雨合羽、ペットボトルなどが無造作に捨てられています。実はここは須走ルート五合目にある古御嶽神社の建物の裏です。登山者の安全を見守ってくれた神様に対して何とも罰当たりな…。
一方、右上の写真。吉田・須走下山道で出逢った外国人の男の子です。お父さんと一緒に初めての富士山に挑戦していて、お父さんも男の子も自分の出したゴミをちゃんと持ち帰ってくれています。「ごみをちゃんと持ち帰ってくれてありがとう!」と伝えると、男の子はニッコリと笑顔を見せてくれました。
「ごみが捨てられるのは、ごみ箱が無いからだ」と言う人がいます。特に左上の写真のようにゴミを捨てる人は自分の行為を棚に上げて、「悪いのはごみ箱を設置しない方だ」と言うことでしょう。確かに海外の国立公園では、園内にゴミ箱が設置してある所もあります。しかし、日本では山にごみ箱は無く、ごみを持ち帰るのは山の常識です。考えてみて下さい。あなたの家の庭に知らない人がゴミを投げ入れ、「ごみ箱が無いのが悪いんだ」と主張したら。自分の家の庭にはやってはダメで、みんなが訪れる山にはごみ箱が無いからと言ってごみを捨てて良いのでしょうか?
右上の写真のようにゴミを責任を持って持ち帰る、そんな大切なマナーを学んで、この男の子のような笑顔の輪が広げていけたらいいなと願っています。
一方、右上の写真。吉田・須走下山道で出逢った外国人の男の子です。お父さんと一緒に初めての富士山に挑戦していて、お父さんも男の子も自分の出したゴミをちゃんと持ち帰ってくれています。「ごみをちゃんと持ち帰ってくれてありがとう!」と伝えると、男の子はニッコリと笑顔を見せてくれました。
「ごみが捨てられるのは、ごみ箱が無いからだ」と言う人がいます。特に左上の写真のようにゴミを捨てる人は自分の行為を棚に上げて、「悪いのはごみ箱を設置しない方だ」と言うことでしょう。確かに海外の国立公園では、園内にゴミ箱が設置してある所もあります。しかし、日本では山にごみ箱は無く、ごみを持ち帰るのは山の常識です。考えてみて下さい。あなたの家の庭に知らない人がゴミを投げ入れ、「ごみ箱が無いのが悪いんだ」と主張したら。自分の家の庭にはやってはダメで、みんなが訪れる山にはごみ箱が無いからと言ってごみを捨てて良いのでしょうか?
右上の写真のようにゴミを責任を持って持ち帰る、そんな大切なマナーを学んで、この男の子のような笑顔の輪が広げていけたらいいなと願っています。
いかがでしたか?
今は富士山も閉山期に入り、五合目以上の登山は出来ませんが、富士山周辺の山々で富士山を眺めながらハイキングをするにはもってこいのシーズンです。ぜひ、装備をしっかりして、ルール・マナーを守って富士北麓の秋を満喫しにいらして下さい。
今は富士山も閉山期に入り、五合目以上の登山は出来ませんが、富士山周辺の山々で富士山を眺めながらハイキングをするにはもってこいのシーズンです。ぜひ、装備をしっかりして、ルール・マナーを守って富士北麓の秋を満喫しにいらして下さい。
※同内容で、富士登山オフィシャルサイトの富士山日記(N0. 135) にも掲載予定です。
