アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
富士山自然休養林
2011年07月27日
沼津
富士山の南麓には「富士山自然休養林」があります。
昭和43年に全国で初めて国の指定を受けた自然休養林で、富士宮市・富士市・裾野市・御殿場市・小山町にまたがり、12のハイキングコースが設けられています。
先日、その中の1つ、双子山~幕岩を周遊するコースの巡視を行いました。
起終点は御殿場口新五合目駐車場です。
駐車場から五合目の山小屋・大石茶屋までは御殿場口登山道を歩きます。
大石茶屋の横でコースは二手に分かれており、左へ向かうと富士山自然休養林のコースとなります。
しばらく登ると「富士山双子山」という看板があり、看板右手に「双子山」、更に右側には「二ッ塚」が見えます。この周辺の砂礫地には、オンタデやイタドリ、フジアザミなどの植物が見られます。
大石茶屋からは、双子山の頂上までは約1時間です。
双子山頂上から富士山頂側の眺め(手前から二ッ塚・宝永山・富士山)
この日は天気が良く、御殿場口登山道を歩く登山者の姿が小さく見えていました。
双子山から更に進むと、富士宮口五合目へのコースと須山口下山道の分岐点があり、須山口下山道を20分ほど下っていくと「幕岩」に到着します。
幕岩
溶岩が幕のように連なっているため「幕岩」と言われていますが、この時期は木々に覆われてその様子がきちんと見えません。
しかし、森林地帯を歩いてきて突然現れるこの空間は、新鮮に感じられるのではないでしょうか。
幕岩からは1時間ほど森林地帯を歩いて御殿場口駐車場に戻ることになります。
最近は、富士山登山が注目されていますが、裾野に広がる自然休養林にも足を運んでみてはいかがでしょうか?
※裾野とは言え標高は1500メートルを超える場所ですので、きちんとした服装・装備でお出かけ下さい。
昭和43年に全国で初めて国の指定を受けた自然休養林で、富士宮市・富士市・裾野市・御殿場市・小山町にまたがり、12のハイキングコースが設けられています。
先日、その中の1つ、双子山~幕岩を周遊するコースの巡視を行いました。
起終点は御殿場口新五合目駐車場です。
駐車場から五合目の山小屋・大石茶屋までは御殿場口登山道を歩きます。
大石茶屋の横でコースは二手に分かれており、左へ向かうと富士山自然休養林のコースとなります。
しばらく登ると「富士山双子山」という看板があり、看板右手に「双子山」、更に右側には「二ッ塚」が見えます。この周辺の砂礫地には、オンタデやイタドリ、フジアザミなどの植物が見られます。
大石茶屋からは、双子山の頂上までは約1時間です。
双子山頂上から富士山頂側の眺め(手前から二ッ塚・宝永山・富士山)
この日は天気が良く、御殿場口登山道を歩く登山者の姿が小さく見えていました。
双子山から更に進むと、富士宮口五合目へのコースと須山口下山道の分岐点があり、須山口下山道を20分ほど下っていくと「幕岩」に到着します。
幕岩
溶岩が幕のように連なっているため「幕岩」と言われていますが、この時期は木々に覆われてその様子がきちんと見えません。
しかし、森林地帯を歩いてきて突然現れるこの空間は、新鮮に感じられるのではないでしょうか。
幕岩からは1時間ほど森林地帯を歩いて御殿場口駐車場に戻ることになります。
最近は、富士山登山が注目されていますが、裾野に広がる自然休養林にも足を運んでみてはいかがでしょうか?
※裾野とは言え標高は1500メートルを超える場所ですので、きちんとした服装・装備でお出かけ下さい。