アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
自然再生の成果
2012年04月02日
小笠原
年度も新しくなり、2012年度のスタートです。
内地ではそろそろ桜の花見の時期ですね。
ここ小笠原ではカンヒザクラはもう散ってサクランボができています。
そんな春の花の一つがこちら
シマツレサギソウ
小笠原の固有種で、環境省のレッドリストはEN(絶滅危惧ⅠB類)
父島の林内や林縁で見られるのですが、ヤギの好物らしく芽が出て穂が伸び始めたらいつも食べられていました。
私も今まで父島でシマツレサギソウの葉は見たことはありますが、花を見たことはなかったです。
でも今年は父島で花を見ることが出来ました!!
どうして見られるようになったかというと、現在父島の貴重な動植物が生息するエリアにノヤギ・ノネコの侵入防止柵を作り、ノヤギ駆除とノネコ捕獲を進めているからです。
(ノヤギ・ノネコは父島全島からいなくなることを目指しています。)
まだ根絶とまではいっていませんが、ノヤギの数はかなり減ったように思えます。
その効果があってか、ヤギの食害にあっていた植物たちが今年は元気に育っています。
このシマツレサギソウもその一つです。
いつしかレッドリストから外れる日がくるといいですね。
内地ではそろそろ桜の花見の時期ですね。
ここ小笠原ではカンヒザクラはもう散ってサクランボができています。
そんな春の花の一つがこちら
シマツレサギソウ
小笠原の固有種で、環境省のレッドリストはEN(絶滅危惧ⅠB類)
父島の林内や林縁で見られるのですが、ヤギの好物らしく芽が出て穂が伸び始めたらいつも食べられていました。
私も今まで父島でシマツレサギソウの葉は見たことはありますが、花を見たことはなかったです。
でも今年は父島で花を見ることが出来ました!!
どうして見られるようになったかというと、現在父島の貴重な動植物が生息するエリアにノヤギ・ノネコの侵入防止柵を作り、ノヤギ駆除とノネコ捕獲を進めているからです。
(ノヤギ・ノネコは父島全島からいなくなることを目指しています。)
まだ根絶とまではいっていませんが、ノヤギの数はかなり減ったように思えます。
その効果があってか、ヤギの食害にあっていた植物たちが今年は元気に育っています。
このシマツレサギソウもその一つです。
いつしかレッドリストから外れる日がくるといいですね。