アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
大室山の山焼き
2013年02月27日
沼津
大室山は、伊豆半島東海岸の伊東市にある標高579.6mの山です。
大室山
約4000年前の伊豆東部火山群の活動中に噴火してできた単成火山で、平成22年に単成火山の典型例として国の天然記念物に指定されました。
以前は麓から歩いて登ることができましたが、現在は山自体の保存や植生保護のため、リフトでのみ登ることができます。
この大室山では、毎年2月の第2日曜日に「山焼き」が行われます。
700年以上続いていると言われている行事で、カヤで覆われた山肌を焼くことで害虫を駆除し、春に芽吹く植物の育成を助け、大室山の自然を維持していくために行われています。
当日は風もなくいいお天気で、山焼きを見学するために大勢の人が大室山の麓を訪れていました。
山焼きは、万全の安全体制の下行われましたが、点火から焼き終わるまでたったの20分でした。
その早さに驚いたのは言うまでもありません。
終了後の様子
今は写真のような状態ですが、植物が芽吹いてくれば緑に覆われた大室山の姿が見られるでしょう。
大室山の西側には「さくらの里」という公園があります。
間もなく、桜の花の向こう側に新芽で覆われた緑の大室山の姿が見られることと思います。
ぜひ足を運んでみて下さい。
大室山
約4000年前の伊豆東部火山群の活動中に噴火してできた単成火山で、平成22年に単成火山の典型例として国の天然記念物に指定されました。
以前は麓から歩いて登ることができましたが、現在は山自体の保存や植生保護のため、リフトでのみ登ることができます。
この大室山では、毎年2月の第2日曜日に「山焼き」が行われます。
700年以上続いていると言われている行事で、カヤで覆われた山肌を焼くことで害虫を駆除し、春に芽吹く植物の育成を助け、大室山の自然を維持していくために行われています。
当日は風もなくいいお天気で、山焼きを見学するために大勢の人が大室山の麓を訪れていました。
山焼きは、万全の安全体制の下行われましたが、点火から焼き終わるまでたったの20分でした。
その早さに驚いたのは言うまでもありません。
終了後の様子
今は写真のような状態ですが、植物が芽吹いてくれば緑に覆われた大室山の姿が見られるでしょう。
大室山の西側には「さくらの里」という公園があります。
間もなく、桜の花の向こう側に新芽で覆われた緑の大室山の姿が見られることと思います。
ぜひ足を運んでみて下さい。