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関東地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

登山道補修の心得

2013年05月20日
箱根
先日、神奈川県と箱根町主催の箱根ボランティア活動に参加してきました。
活動内容は主に登山道の巡視や補修などです。

今回は1班約10名、3班に分かれ、
飛龍の滝探勝歩道、防ヶ沢コース、早雲山コースにて実施しました。

私は早雲山コースに参加しました。
杭や板などの資材に加え、のこぎりなどの道具を背負い、
汗だくになりながら登っていきます。




ボランティアの方々の手早い作業により、
みるみる登山道が歩きやすくなりました!




帰りはゴミを拾いながらの下山です。
誰かが捨てなければ誰もが拾わなくて済むのにと、
悲しい気持ちになりました。


登山道補修をするのは、
登山道の劣化(踏み付け、風化・浸食による)を防ぐためです。
そうすることで、安全にハイキングができます。
そして、自然に親しむ機会を増やすことで、
自然保護や環境保全に興味を持ってもらいたいと思っています。

つまり登山道は「自然を壊さないための人工物」なのです。
作りすぎてもダメ、なくてもダメ。
難しいですね。




登山道補修、ゴミ拾い…
こうした活動を通じて、自然を遺していけるといいなと
改めて感じた1日でした。