関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
天気に不安の残る中、12名の子どもパークレンジャー(JPR)が誕生しました。
箱根ビジターセンターから大涌谷までのコースでは様々な目線で
たくさんの発見をすることができました。
やはりJPRの観察眼はとてもスルドイもので、
小さな虫やふしぎな木の実、においのする葉っぱなどなど。。。見逃しません。
JPR手帳と自然発見カードには発見したものの名前や特徴のメモとかわいい絵がいっぱいでした。
大涌谷での実験では五感で感じたものの正体を実際に目で見ることができました。
それはふしぎなニオイや黄色い土の正体とそこで育つ植物たちの違いです。
試験紙の変化で「ふしぎなもの」の正体の一つが「イオウ」であることに驚きました。
そしてそのイオウは自分たちの家の近くではなかなか感じられないものであり、
箱根火山である大涌谷だからこそありありと感じられることを知りました。
箱根ビジターセンターに帰ってから、今日発見したふしぎを新聞にまとめました。
発見したことが多すぎてまとめるのは大変でしたが、
レンジャーやアクティブレンジャー、パークボランティア、ビジターセンターの職員が
しっかりサポートをして和気あいあいと楽しく作業をすることができました。
仕上げに写真や実物を張り付けて、絵を描いてデコレーションをするととても見やすくなりました。
みんなで協力して今日のまとめをしながら素敵な新聞を作ることができました。
帰りのバスでは友達同士隣の席に座って楽しくおしゃべりをしていました。
行きのバスとは違った雰囲気を感じ、私もとても嬉しくなりました。
後日、気になるアンケート結果を確認しました。
なにか恐ろしいことが書いてあったら・・・と不安になりましたが、いらぬ心配でした。
「とても楽しかった」「来年もまた来たい」「来年は~をしたい」という言葉を見るたび、
来年にむけてさらに気合が入りました。