アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
雲取山歩道整備
2014年05月23日
奥多摩
5月22日に東京都のレンジャーさんや日本山岳会の皆さんと一緒に、東京都最西端、最高峰として知られる雲取山の登山道整備を行いました。
歩道には積雪が原因で抜けてしまったロープ柵の杭や、登山者がすれ違う際などに複線化・拡幅してしまった歩道などがありました。今回の作業では、ロープを張り直し、歩道を一本化することで植生の保護と回復を目的としています。
杭の打ち直し作業の様子です。
積雪があると、ロープを手すりの代わりに利用されるため杭が抜けてしまうようです。人の体重を支えるほど頑丈ではないので、ロープを掴むのはかえって危険です。
次の写真は、石積み作業による歩道の一本化と道幅の補正作業の様子です。
石を道路の白線のように積んでいき、歩道の位置を明確にします。石は環境を荒らさないように近くにあるものを利用しています。元々その場にあるものを利用しているので景観を損なうこともなく、とても綺麗に整備することができました。このまま順調に植生も回復して欲しいですね。
最後に、下山中に見つけた群生しているギンリョウソウの写真です。
これほど密生している状態は初めて見たのでとても驚きました。
現在雲取山は新緑がとても綺麗です。
お越しになる際には、石積みなどにも注目してみてくださいね。
歩道には積雪が原因で抜けてしまったロープ柵の杭や、登山者がすれ違う際などに複線化・拡幅してしまった歩道などがありました。今回の作業では、ロープを張り直し、歩道を一本化することで植生の保護と回復を目的としています。
杭の打ち直し作業の様子です。
積雪があると、ロープを手すりの代わりに利用されるため杭が抜けてしまうようです。人の体重を支えるほど頑丈ではないので、ロープを掴むのはかえって危険です。
次の写真は、石積み作業による歩道の一本化と道幅の補正作業の様子です。
石を道路の白線のように積んでいき、歩道の位置を明確にします。石は環境を荒らさないように近くにあるものを利用しています。元々その場にあるものを利用しているので景観を損なうこともなく、とても綺麗に整備することができました。このまま順調に植生も回復して欲しいですね。
最後に、下山中に見つけた群生しているギンリョウソウの写真です。
これほど密生している状態は初めて見たのでとても驚きました。
現在雲取山は新緑がとても綺麗です。
お越しになる際には、石積みなどにも注目してみてくださいね。