ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2014年06月26日箱根の登山道

富士箱根伊豆国立公園 箱根 道又 静香

「登山道が荒れている」との情報があり、6月25日(水)に箱根町の職員の方やボランティアの方と一緒に現場を確認してきました!
箱根町役場では、登山道補修隊という形で、ボランティアの協力を得て町が管理している登山道の補修を行っており、今回はその下見です。



【実際に歩き、登山道の状態を確認していきます】


箱根町のハイキングコースでは、50m毎に管理杭を設置しているので、補修箇所をチェックするのに役立ちます。
また、自分がハイキングコースのどのあたりにいるのか、何m歩いたのか等の目安にもなりますので、管理杭の情報が掲載されている「はこねのハイキングコース案内図」を持っていると便利です。


歩道を確認しながら進んでいると、土がむき出しになった場所がありました。
登山道の利用者が多いと、歩く度に地面に圧力がかかります。
圧力によって植物が生長しにくくなり、くぼんだ歩道には雨などの水が流れ、土が削られてしまいます。
土が削られてしまい歩きにくくなった歩道は滑りやすいため、利用者は歩道の脇の部分の植物が生えている場所を歩くようになります。
こうなってしまうと悪循環です。

そのため、登山道の補修として、水切りを作り、水の流れを変えたり、土留めを設置し、これ以上、土が流れてしまったりしないようにしています。
「人工物を作りすぎずに安全な登山道にすること」が「周囲の環境への負荷を和らげること」につながります。



【雨などの水の流れによって削られた登山道】

箱根の登山道は箱根を愛するボランティアの方々のご協力により、
保たれている場所がたくさんあります。

登山道の荒廃を防ぐことが周囲の環境の劣化を防ぐことにもつながります。

箱根で生息しているいきものたちのためにも
コツコツ守っていかないと!なのです。



【飛びついてきたハコネアシナガコガネ

これから箱根の登山道を歩く際には、管理杭や補修してある箇所、
周辺のいきものたちを今まで以上に注意して見てみて下さいね♪



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