関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
8月から南アルプス自然保護官事務所のアクティブレンジャーになりました大石佳織と申します。
これから、魅力いっぱいの南アルプスの「現在(いま)」を発信していきたいと思います!どうぞよろしくお願いします。
さて、先日、仙丈ヶ岳へ行ってきました。
仙丈ヶ岳はとってもきれいな高山のお花を楽しむことのできる山のひとつです!
しかし、南アルプスではニホンジカが増え、お花畑の草花を食べてしまうという深刻な事態が起こっています。
毒があると言われているコバイケイソウまで食べられています!!
そこで、多くの方の協力のもと、お花畑を守るためにさまざまな対策が行われています。
シカが高山植物を食べつくしてしまわないように柵を張ったり…
柵の中ではお花がいろいろ咲いていました。
けもの道の近くなどにセンサーカメラを設置し、写真を撮ることで、シカがどれくらい登ってきているのか等を調べたり…
センサーカメラ
このセンサーカメラは、カメラの前を動くものが通ると自動で写真を撮ってくれます。今回は、センサーカメラの電池交換とデータ回収に行ってきました。どんな写真が撮影されていたかは、また報告しますので、楽しみにしていてください。