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アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
晩夏の尾瀬
2014年08月22日
尾瀬国立公園
檜枝岐自然保護官事務所の長峯です。
小中学校の夏休みも終わり、賑やかな尾瀬も一段落しました。
木道の周りには一部草紅葉が始まっているところも見られます。
尾瀬の林内ではすっかり花が終わってしまい、ひっそりとしています。
そんな中で、静かに咲いている花を見つけました。
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コイチヨウランです。
花というのは、花びらや雄しべが多いほど原始的で、進化していくにつれて数が減っていくのだそうです。
ラン類やアヤメ類というのは最も進化した植物で、「無駄を省き、よりシンプル」な構造になっているとのこと。
そう考えると、このコイチヨウラン。
名前の通り、葉っぱが一枚しかありません。
ということは、最も進化したランの中でも、葉を減らしてさらに進化したランなのかもしれません・・・。
湿原では、秋の湿原を彩るキンコウカが咲き始めています。
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今年はワタスゲが数十年に一度の群生で楽しませてくれましたが、キンコウカの花も多いような気がしています。
まだ気が早いですが、草紅葉も紅葉も楽しみです。
既に秋の雰囲気漂う尾瀬ですが、これからは熊の出没が高くなります。
入山の際には熊対策をしっかりして頂くようお願いします。
小中学校の夏休みも終わり、賑やかな尾瀬も一段落しました。
木道の周りには一部草紅葉が始まっているところも見られます。
尾瀬の林内ではすっかり花が終わってしまい、ひっそりとしています。
そんな中で、静かに咲いている花を見つけました。
コイチヨウランです。
花というのは、花びらや雄しべが多いほど原始的で、進化していくにつれて数が減っていくのだそうです。
ラン類やアヤメ類というのは最も進化した植物で、「無駄を省き、よりシンプル」な構造になっているとのこと。
そう考えると、このコイチヨウラン。
名前の通り、葉っぱが一枚しかありません。
ということは、最も進化したランの中でも、葉を減らしてさらに進化したランなのかもしれません・・・。
湿原では、秋の湿原を彩るキンコウカが咲き始めています。
今年はワタスゲが数十年に一度の群生で楽しませてくれましたが、キンコウカの花も多いような気がしています。
まだ気が早いですが、草紅葉も紅葉も楽しみです。
既に秋の雰囲気漂う尾瀬ですが、これからは熊の出没が高くなります。
入山の際には熊対策をしっかりして頂くようお願いします。