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アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
クマの痕跡
2014年09月19日
奥多摩
先週、甲武信ヶ岳~雁峠の奥秩父主稜線を巡視したときのこと。ツキノワグマに傷つけられたと思われる標識がありました。
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↑水晶山の標識
写真の水晶山の標識は特にボロボロにされており、傷跡の部分にクマの毛が挟まっていました。側に落ちていた毛も抜けてからあまり時間が経っていないようでした。
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↑クマの毛
人工物である標識や看板がクマに狙われる理由として、塗料の臭いに引き寄せられている可能性があるそうです。美味しいのか、ただの好奇心なのかは分かりませんが、山でペンキやオイルなどを取り扱う際にはクマの誘因に気をつける必要があります。
下山中にまだ熱ののこる新品のフンを見つけました。
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フンがあった林道は沢と笹藪に挟まれており、藪からクマが飛び出してくるのではないかとヒヤヒヤしました!
ツキノワグマは臆病なので遭遇することはほとんどないのですが、意外と近くにいるということが分かりました。
入山する際は、クマ鈴を携帯するなど自分の存在をアピールして遭遇しないように気をつけましょう。
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↑水晶山の標識
写真の水晶山の標識は特にボロボロにされており、傷跡の部分にクマの毛が挟まっていました。側に落ちていた毛も抜けてからあまり時間が経っていないようでした。
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↑クマの毛
人工物である標識や看板がクマに狙われる理由として、塗料の臭いに引き寄せられている可能性があるそうです。美味しいのか、ただの好奇心なのかは分かりませんが、山でペンキやオイルなどを取り扱う際にはクマの誘因に気をつける必要があります。
下山中にまだ熱ののこる新品のフンを見つけました。
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フンがあった林道は沢と笹藪に挟まれており、藪からクマが飛び出してくるのではないかとヒヤヒヤしました!
ツキノワグマは臆病なので遭遇することはほとんどないのですが、意外と近くにいるということが分かりました。
入山する際は、クマ鈴を携帯するなど自分の存在をアピールして遭遇しないように気をつけましょう。