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関東地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

夏から秋へ

2014年10月21日
箱根
環境省主催の箱根地域自然に親しむ運動、平成26年度最後の行事「箱根路で愛でる季秋の彩り」が10月21日(火)に開催される予定でした。
しかし、残念ながら当日は雨のため中止となってしまいました。

来年度は晴れますようにという願いを込めて、開催日の一週間前に実施した下見の様子をお知らせします!


前日まで台風の影響で荒れていた箱根でしたが、下見の日にはすばらしいお天気となりました。
下見は、どの行事においても環境省のスタッフと
自然解説を行うパークボランティアで実施しているもので、
自然解説ポイントや当日のコース・危険箇所のチェックを中心とした
関係者による最終確認が目的です。


集合場所は恩賜箱根公園!
駐車場の方々にご挨拶をして、いざ下見に出発です。
旧東海道杉並木・石畳と進んでいきながら、お玉ヶ池を目指します。




冠雪前の富士山が青空に映え、箱根神社の赤い鳥居に
真っ青な芦ノ湖とフレームインするとこれぞ箱根!という風景になりました。


その後、双子山を眺めながら、お玉ヶ池の名前の由来となった
お玉さんの伝説が記されている解説板で伝説の復習をしました。




伝説を聞いてから、実際にお玉ヶ池を見ると、また違った雰囲気を感じられる気がします。


お玉ヶ池を過ぎると、森の中を歩きながら精進池に向かいます。




ここからは少し上り坂が続きますが、キンミズヒキやリンドウの花、
アケビやツルニンジンの実などが現れる度にところどころで足を止め、
鮮やかな色や香り、感触を楽しんだため、
疲れ切ることもなく、ハイキングを満喫することができました。


解散場所である精進池に到着し、
一日のまとめをして無事下見会が終了しました。

来年度もこの時期に開催する予定ですので、
ぜひ秋へと移ろいゆく箱根に遊びに来て下さい!