アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
お知らせ
2015年01月26日小笠原の講演会のお知らせです。
日時:1月31日(土)13:00-16:30(12:30開場)
場所:神奈川県立生命の星・地球博物館 ミュージアムセンター
(神奈川県小田原市入生田・箱根登山鉄道「入生田」徒歩3分)
料金:無料
主催:神奈川県立生命の星・地球博物館、独立行政法人森林総合研究所
プログラム
13:00-13:15 小笠原の歩き方:海洋島の生物の魅力
川上 和人(森林総合研究所)
13:15-13:45 小笠原の昆虫を食い尽くすグリーンアノール:兄島での戦い
戸田 光彦(自然環境研究センター)
13:45-14:15 新種も続々!どうやって守る?兄島固有昆虫保全大作戦
苅部 治紀(生命の星・地球博物館)
14:15-14:25 休憩
14:25-14:55 小笠原の固有植物において見られる珍しい♀と♂の進化
菅原 敬(首都大学東京)
14:55-15:25 消えゆく宝、亡びゆく王国:小笠原カタツムリ
千葉 聡(東北大学)
15:25-15:55 あらこんなところにオガサワラヒメミズナギドリ
川上 和人(森林総合研究所)
15:55-16:10 希少種との付き合い方、楽しみ方
大河内 勇(森林総合研究所)
進行:川上 和人(森林総合研究所)
小笠原諸島では、多くの固有生物が進化しており、2011年には世界自然遺産に登録されました。ここでは、現在も次々に新種の生物が見つかっており、その独特の生態系が注目されています。その一方で、ヤギやネズミ、アノールトカゲなどの外来生物の影響により、多くの種が絶滅の危機にあります。その中で、外来種から正しく島の生物を守るにはどうしたらよいのでしょうか?
この講演会では、私たちの最新の研究に基づき、今なお新種が見つかる小笠原の生物の魅力と、絶滅危惧種を守る最前線の取り組みを紹介します。