ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

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2015年05月15日足早な季節、足をとめる季節

日光国立公園 櫨木 めぐみ

 ここ最近、台風がきたり気温が夏日を記録したり、5月だというのに夏のようなお天気ですね。二十四節気や七十二候では立夏の時期なのですが、助走期間なく盛夏に入ってしまったかのようで、つい先月まで桜が咲いていたというのが嘘だったかのように感じるのは私だけでしょうか。


 さて、奥日光でも着々と季節が進んでおります。カラマツの緑も、新緑時に比べて濃くなってきています。心なしか、やはり奥日光の自然たちの移ろいも足早のように感じます。湯元では、例年より早めにアズマシャクナゲが既に開花し、そして戦場ヶ原ではズミの蕾を確認しています(一部開花しているものもあるようです)。他の花々と同様に、例年より早咲きの気配を感じます。

 
 
 


 

そんな夏を先取りしている植物もいれば、湿原内はスゲやカヤなどはまだ茶褐色です。その湿原内や林縁の歩道を歩くと、たくさんの春の野鳥たちの声に包まれ、またその声の先を見ると野鳥の姿を確認できたりします。野鳥のことは詳しく知らない素人の私ですが、さえずりに耳を傾け、姿を確認できるとより楽しさが増し、さらに撮影できたりすると大変嬉しいものです。湿原内のカラマツの先端によくとまっているノビタキ、採餌に夢中になっているコゲラやアカハラ、そして「ホーホケキョ...」とよく耳にするけれど、なかなか姿が見られないウグイスまでも今回は激写できました。

 
 
 

 


 

 
 
 
 このように植物や野鳥を観察したり撮影したりすることは、自然散策の醍醐味の一つであり、皆さんにも足をとめて五感で自然を満喫してもらえたらとても嬉しいです。

 ただ、その時に気をつけていただきたいのが、足をとめる場所です。そこが歩道の場合ですと、歩行者がいる場合には通行の妨げになりかねません。歩道は"歩行に利用するための道"ですから、歩行者の通行が優先となりますのでマナー(戦場ヶ原マナー8箇条.pdf)を守ったご利用をお願いいたします。マナーを守りながら、奥日光の自然を楽しく気持ちよく満喫しましょう!

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