ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

2015年07月15日クマ目撃情報

日光国立公園 櫨木 めぐみ

 今年も春先から少しずつですが、奥日光地域でのクマ(ツキノワグマ)目撃情報が入ってきています。戦場ヶ原周回線歩道付近では、6月から泉門池、湿原内の目撃が数件あり、また湿原園地近くの歩道脇には6月後半のものといわれるクマの樹皮剥ぎも確認されています。先週末には、歩道を横切るクマ、Uターンしてくれたからよかったものの走って向かってくるクマの目撃があったようで、ハラハラする情報が寄せられています。

 あらためて、日光国立公園は元々クマの生息地です。クマは「いる」ものとして、そこへ散策等をしに入って行くということを再認識し、こちらをご確認ください。

【奥日光クマ対策】国立公園利用者へお願い.pdf 
【奥日光クマ対策】ツキノワグマの性質、生態.pdf

 ちなみに、シカ侵入防止柵外のもの(小田代原周辺にて)ではありますが、赤外線カメラに映ったツキノワグマの連写写真を掲載します。このクマは移動中と見られ、優に体高60cmはある成獣です。このクマが通ろうとしているところは林道で、その林道を横切り、ほぼ正面に設置してあったカメラにより激写されたというものです。


 この姿を見ると、正面で遭遇したらこんな感じなのだろうかと想像できる写真です。これまでにも赤外線カメラで撮影されたクマの写真はありましたが、初めて写真で恐怖を覚えました。よくよく見ると、立派な鋭いツメが見えます。こんなもので触れられたら、深傷を負うのは間違いないでしょう。正直、怖いです。そして、この恐怖心が重要ではないかと個人的には思います。ただし、むやみに怖れるでもなく、理解した上で怖れ敬うこと、かつてからあった自然に対する畏敬の念に近いものかもしれません。

 奥日光の自然散策をされる場合、事前に最寄りのビジターセンターへ立ち寄るかホームページで最新の目撃情報(日光湯元ビジターセンタークマ目撃情報http://www.nikkoyumoto-vc.com/nature/kuma_d.html)を確認し、頻出箇所は回避する、単独行動は避けるなどご理解とご協力をお願いします。また、目撃した際は最寄りのビジターセンターへの立ち寄り、もしくは一報を頂けると幸いです。

【クマ目撃情報発信・受付】
◆日光湯元ビジターセンター(TEL 0288-62-2321) 
◆赤沼自然情報センター   (TEL 0288-55-0880)

ページ先頭へ↑

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。

ページ先頭へ