アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
尾瀬の深い魅力
2016年08月26日
尾瀬国立公園
皆さんこんにちは。
尾瀬は植物、特に花の宝庫として有名ですが
昆虫、特にトンボの種類も豊富です。
高山性の種や北方系の種、低地性の種を含めて
48種ものトンボの生息が確認されています。
今回はそんなトンボを少しだけ御紹介いたします。
アキアカネ【Sympetrum frequens】
言わずと知れたトンボの代表格。
通称「赤とんぼ」
夏は標高の高いところで過ごしています。
とにかく大群なので、
群の中に入れば自分の逃げ場を失うぐらい飛び交っています。
カオジロトンボ【Leucorrhinia dubia】
寒冷地の湿原や池糖に生息する北方系トンボの一種。
写真では分かりづらいですが、名前の通り顔が白いのが特徴。
アオイトトンボ【Lestes sponsa】
きれいな金や緑色をした細身のトンボ。
透き通った青い瞳がより美しさを際立てます。
トンボの種類は違えど、池糖や湿原、
森林内や沢沿いなど、いたるところで飛び交っています。
一度歩みを止めて、ゆっくり辺りを見回すと
何か発見があるかもしれませんね。