アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
伊豆の踊子と歩く 河津七滝
2016年11月01日
下田
今回は、河津七滝と旧天城トンネルをご紹介いたします。
河津七滝は、大滝、出合滝、かに滝、初景滝、へび滝、えび滝、釜滝の七つの滝があります。
ここでは、「滝(たき)」→「たる、だる」と読みます。水が垂れる「垂水(たるみ)」という言葉からこの読み方になったそうです。
初景滝 「踊子と私」
川端康成の小説「伊豆の踊子」の「踊り子と私」の銅像がある初景滝や水しぶきをあげてダイナミックに流れる釜滝などそれぞれ違った表情を持っていて、とても美しい風景を見せてくれます。
釜滝
天気の良い日には、虹が見られるかもしれません。
これからの季節はきれいな紅葉と滝を楽しむことができます。
旧天城トンネル(天城山隧道)
河津七滝から車で20分ほどのところにあるのが、旧天城トンネル(天城山隧道)です。100年以上前、明治時代に造られたトンネルで、今でも車の通行ができる現役です。石造りのトンネルとしては、日本で最も古く、国の重要文化財に指定されています。
このトンネルは、幽霊が出るという噂があります。実際に歩いてみると思った以上に長く、上からは水がぽたぽた落ちてきました。明かりはありますが薄暗く、自分の足音が響き渡ります。とりあえず今回、幽霊はでなかったです。みなさん安心して利用してください。