アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
鮮やかに色づく 伊豆半島の自然
2016年12月08日
下田
今回は冬の伊豆半島の植物について紹介いたします。
こちらのとんがり頭の花は、アロエです。12月~1月になるとアロエの花が見頃になります。
(2016/12/1 アロエの花まつり)
伊豆半島南部にある下田では、アロエの花まつりが開催され、地域に親しまれている植物の1つです。この辺りではアロエを植えて育てている家も多く見られます。昔からアロエがあれば「医者いらず」と言われ、さまざまな健康効果があるそうです。
次は、紅葉です。
(2016/12/2 長九郎山 2016/12/6 天城峠周辺
2016/12/6 河津七滝 2016/12/6 天城峠周辺)
■長九郎山では、黄色い葉が多く見られました。写真を撮影した前日、強風だったのでモミジの木は、
葉をたくさん落としていて、少し寂しい感じでした。
■河津七滝周辺は、紅葉していてとても綺麗でした。今が見頃かもしれません。
■天城峠周辺は、黄色い葉もあれば、時期が過ぎた褐色の葉もありました。黄色い葉のモミジも
とても綺麗でした。
3カ所とも伊豆半島の中央付近に位置している地域ですが、紅葉の状況はバラバラでした。
同じ地域でも標高、日当たり、川の近くなど条件の違いで気温差あり、色づき具合が異なるのではないかと思います。
(2016/12/2 長九郎山 シャクナゲ)
一方で来年に向けて準備を始めていたのは、シャクナゲです。つぼみをつけています。
来年の5月頃には、たくさんの綺麗な花を見せてくれそうです。