アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
南アルプスの「ニホンジカ」と「ライチョウ」について、こんな展示をしています
2017年01月31日
みなさん、こんにちは。
● 野呂川広河原インフォメーションセンターでの展示 南アルプス 北岳の登山口である広河原には「野呂川広河原インフォメーションセンター」があります。 |
(建物外観。バス乗り場の前にあります)
この建物の2階では、平成27年度から山梨県森林総合研究所と共催で、南アルプスのニホンジカ問題について紹介しています。 |
(展示の様子)
山梨県森林総合研究所は、北岳の植生被害をランク分けして地図で紹介しています。 一方、南アルプス自然保護官事務所で作成した展示は、南アルプスの景観が変化した様子を紹介したり、対策について説明しています。 また、平成28年度からは階段の壁面にライチョウ保護の話を少し紹介しています。 |
(ライチョウの展示。スペースの関係で量は少なめ)
この夏、広河原を訪れる機会のある方はぜひご覧くださいね。 自然保護官事務所のある芦安で開催される「新緑やまぶき祭」や「国立公園・野生生物フォトコレクション」の南アルプス会場などでも展示をしてきました。 (平成28年度の国立公園・野生生物フォトコレクション(南アルプス会場)での展示の様子) |
これはライチョウの保護について紹介する展示です。 この時はライチョウという鳥について学ぶクイズも一緒に置かせてもらい、お子さんにとても好評でした! この方法は、それぞれの場所にあった展示ができるのですが、いかんせん作業に時間がかかります。 そこで、「いつでも」「どこでも」「誰でも」展示ができるように、ポータブル(?)展示を作成しました! |
...単に模造紙に貼りつけただけです。 が、これを貼る壁面がありさえすれば、いつでもどこでも誰でも簡単に展示ができるようになりました! (ちょっと混み合っているのと、若干斜めになっている部分はご愛嬌ということでお許しください...。)
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+++ 野呂川広河原インフォメーションセンターについて +++++++++++ 開館期間:6月中旬から11月上旬 ※現在、冬期通行止めのため広河原へはアクセスできません。 |