アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
小学生向けオガサワラハンミョウ授業
2017年12月15日
小笠原国立公園
こんにちは。小笠原の古田です。
12月6日、地元の小学3年生に、固有種オガサワラハンミョウ(以下、ハンミョウ)について授業を
行いました。小笠原世界遺産センターに26名の子供達が参加してくれました。
最初に、なぜハンミョウを保護しているかを環境省から説明し、ハンミョウ飼育スタッフによる体の構造や
生活史についての話がありました。
その後、実際に飼育している保護増殖室に移動し、幼虫・蛹・成虫を観察したり、飼育スタッフの手ほどきを受けて幼虫のケア(試験管内の掃除等)を行いました。
・プラケース:1・2齢幼虫が集団飼育されています。(観察用)
・試験管:2・3齢幼虫が個別飼育されています。(観察、ケア体験用)
・シャーレ:死亡した成虫を入れています。(成虫観察用)
子供達はハンミョウの姿や行動に興味津々でした!
12月17日には、一般向けにオガサワラハンミョウのイベント
「ハンミョウの知られざる世界」も開催します!