アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
檜枝岐小学校のインタビュー!
2019年05月20日皆さんこんにちは!
檜枝岐自然保護官事務所のアクティブレンジャーの細川です。
寒い冬もようやく終わり、桜が散り始めた檜枝岐ですが待望の尾瀬国立公園の山開きが6月4日に新潟県で開催されます。
山開きは尾瀬に関わる様々な機関が集まり今年の山開きの儀式を執り行うお祝いです。新潟県、群馬県、福島県の尾瀬国立公園にまたがる3県の持ち回りで開催場所が変わります。
今年は新潟県で開催され、アクティブレンジャー3年目の私は3県をコンプリートすることになります!
各県の特産や伝統などを見られる素晴らしい機会なので楽しみです。
開催された後にまた日記を更新する予定なので楽しみにしていてください。
今回、檜枝岐自然保護官事務所に檜枝岐小学校(ひのえまた)の子どもたちが尾瀬についてのインタビューに来ました!
総合学習の授業の一環で尾瀬の動物について知りたいとのことでしたが、子どもたちが事務所に来るのは珍しいのでとても緊張しました。
(インタビューを受けているところ 5月16日)
最初にしっかりあいさつをして、聞きたいことをメモした画板を見ながら子どもたちも緊張した様子で質問をします。
子供たちからは、尾瀬や村によくいる動物(ほ乳類等)や尾瀬の植物を食べる動物などの質問があり、村にはニホンザルやニホンジカがみられ、シカがニッコウキスゲを食べられてしまうことなどを答えました。
子どもたちはさすがですね。事務所にあるシカの頭骨や角、カエルのフィギュアなどに気づき、実際に触って興味を示していました。
パーフェクトに答えたいと思いましたが、子どもたちの質問に図鑑をめくることもしばしば・・・
尾瀬についてもっと勉強していきたいと思いを新たにしました!
ほ乳類はどんな声で鳴くのか、見ることが少ない生きものは何か、なぜそのようにあるのか、思いもしない疑問に子どもの頃の自由な気持ちが思い出されました。
(大江湿原 5月18日)
先日、尾瀬沼まで行ったときの写真です。
5月9日に今年初めて大江湿原に行ったときより60cmくらい溶けていました。
雪が溶けると眠っていた動物や植物たちが目を覚まします。
芽吹いた尾瀬に入るのが楽しみです!