アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
尾瀬高校での出前授業と最近の尾瀬の様子
2019年06月06日
尾瀬国立公園
環境省関東地方環境事務所と尾瀬高等学校(尾瀬高)は平成30年2月に連携協定を締結し、その協定の一環として2回目の出前授業を行ってきました。
保護管理と環境教育の点から、今回は自然保護官から環境省全体についてのお話や国立公園について講義した後に、今年度から片品自然保護官事務所に着任したシカ対策専門員から野生動物全般のお話や今尾瀬国立公園で問題となっているニホンジカについての講義を行いました。
これから野生動物にかかわる職業に就きたい人に向け自分の経験をもとにアドバイスをするなど、高校生も興味深く聞いていた様子でした。
講義のあとは座談会を行い、熱心に様々な質問をしている様子をみていると高校生からのパワーを感じました。また、高校生の新鮮な発想はこちらとしても貴重で、とても勉強になりました。
さて、最近の尾瀬の様子はというと、尾瀬シーズンも始まり尾瀬ヶ原では有名なミズバショウをはじめ次々とお花が咲き始めております。
【テンマ沢】
【下ノ大堀川】
【木道の間にはリュウキンカ】
【ひっそりと咲くザゼンソウ】
新緑が綺麗な季節になり、これからますます暑くなりますので熱中症には気をつけて、
是非尾瀬にお越しください!