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関東地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

【那須】登山道整備って何するの?

2019年08月02日
那須

 こんにちは、日光国立公園 那須管理官事務所の菅野です。

 ようやく梅雨が明けましたね~。週末に天気がぐずつくことも多かったので、待ちに待っていた方も多いのではないでしょうか。

■茶臼岳での登山道整備

 7月に数日ほど、地元関係者の方々と一緒に茶臼岳周辺の登山道整備を実施しました。登山道整備では実際にどういったことを行うのか、一例をご紹介します!

1. 水切りの設置

 登山道に対して斜めに水切り(並べられた石)を設置することで、雨水が登山道の外へ(写真青線を)流れるように誘導し、流水による登山道(写真赤線)の浸食を防ぎます。

2. 標識ロープ補修

 切れた標識ロープを再び繋ぎ合わせたり、針金で補強したりして補修します。標識ロープは登山道を明確にし、登山者が誤って登山道から外れてしまうことを防止する役割があります。

 その他、石組みの設置(段差のある場所や流水による浸食のある場所で行う)、浮石の除去(ぐらつくので足の踏み場にすると危ない)等を実施しました。

■茶臼岳登山の注意点・お願い

 登山初心者にも登りやすい茶臼岳(標高1915m)ですが、いくつか注意していただきたいことがあります。

 那須ロープウェイを利用すると標高1690mまで上ることができますが、そこから茶臼岳山頂まで岩場や急坂を含む登山道が続きます(約1km、標高差225m、コースタイム40分)ので、安全のためにも登山に適した靴・服装でいらしてください。

▲ロープウェイ山頂駅から山頂までの間にはこうした岩場が続きます

 また、時折登山道を外れる方がみられます。落石や滑落の危険があるほか、踏圧により植生を傷つけてしまうため、登山道を外れないようご協力をお願いいたします。登山マナーを守って、安全で楽しい登山をしましょう!

▲運が良ければ雲海が見られるかも!