
アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
【小笠原】高校兄島授業
2020年10月30日
小笠原国立公園
こんにちは
秋晴れが気持ちいい小笠原です。(最高気温27度前後)
先日、小笠原高校で授業を行いました。
テーマは「世界自然遺産・兄島」
兄島は、父島のわずか500mほど北に位置する無人島で
その最大の特徴は、小笠原諸島最大の乾性低木林にあります。
そこには陸産貝類をはじめ多くの固有種が生息しています。
環境省では兄島で様々な保全対策を行っており、業務では最もよく行く島です。
(何回行ったかわからないくらい・・・)
しかし、実はほとんどの人は兄島に行く機会があまりないんです。
というのも、ほぼ全域が様々な保護地域に指定され、
遊歩道なども無く、入林には許可が必要だからです。(海岸部への上陸はOkay)
"近くて遠い島"といったところでしょうか。
そのなかで、小笠原高校の1年生は授業の一環として毎年兄島で実習を行います。
兄島は世界自然遺産の核心地域であり、様々な取り組みが行われているため
事前に関係機関から、兄島にまつわる様々な授業を受けるプログラムとなっています。
環境省からは、グリーンアノール対策を中心に
兄島の世界自然遺産の価値と、外来種から守る取り組みを紹介しました。
兄島の一体何がすごいのか?どうして多くの取り組みが行われているのか?
伝えたいことは色々ありますが、
一番はやっぱり自然に興味を持ってもらいたいということ。
授業を通して、実際に兄島に行った時に
"近くの島にこんなに自然が残っているんだ、"
"知らないところでこんなことが行われているんだなぁ"
"地元の素晴らしい自然に改めて気づいた!"
といったような、新しい発見につながってほしいと思います。
玉井
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