アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
【小笠原】小学校1年生マイマイの授業
2020年12月15日
小笠原国立公園
みなさんこんにちは。
初めて小笠原で迎える年越しに今からわくわくしています。小笠原では1月1日に海開きをするので、
私も寒すぎなければ泳ぎ初めしようと思います。
前回の小学校三年生ハンミョウ授業に引き続き、小笠原小学校一年生にマイマイ授業を行いました。
ウスカワマイマイ(外来種)を使って実験をしたり、一人一匹育ててもらったり。
▲細い糸の上を綱渡りできるか実験。固唾をのんで見守ります。
マイマイは注目されて緊張したのか何回か落下したものの、子ども達の応援の甲斐あって無事渡りきれました。
▲Myウスカワマイマイをゲット!触った後は手を洗うのを忘れずに。
▲みんな思い思いのエサをあげていました。
最終回は世界遺産センターで固有のマイマイについて学んでもらいました。
子ども達の興味は尽きることがありません。
▲街中で拾ったタコノキの葉には小笠原固有種のノミガイ(トライオンノミガイ)が暮らしています。
大きさはなんと2~3ミリ!
子ども達が大人になっても、またその子ども達の代にも、マイマイを始めとする小笠原の貴重な動植物を引き継いでいかなければなりません。
みんなの住んでいる父島のマイマイは、今どのような状況なのか?
なぜ守っていかなくてはならないのか?
私達にできることは何なのか?
少しでも伝わっていれば嬉しいです。