アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
簡易誘導標識を設置しました
2021年06月09日
尾瀬国立公園
尾瀬の環境省歩道に標識(誘導タイプ)を設置してきました。
尾瀬は有名なハイキングエリアで、一般的には誰でも、気軽に歩けるという印象だと思いますが、実は標高差もそこそこあり、歩く時間も最低半日はかかってしまう、意外としっかり歩く必要のある国立公園です。
もちろん歩いてしか行けない場所だからこそ、手つかずの自然や絶景スポットがあちこちにあるわけですね。
▲尾瀬沼ビジターセンター付近から見た燧ヶ岳(6/7撮影)
という事で、そんなハイキング中の安心につなげるため、見やすい場所に一定間隔で標識を設置しました。
区間は尾瀬ヶ原の山ノ鼻から、見晴や尾瀬沼を経由して、沼山峠の間です。
▲標識設置箇所
豪雪地帯の尾瀬では、杭タイプの標識は積雪で壊されてしまうので、今回は木道に貼り付けるシンプルなタイプの標識です。
地名も書かれていますので、行き先までの距離だけでなく、現在地の確認にも活用ください。
▲木道に設置した様子
木道に付けられているとはいえ、登山靴でふみふみしたり、ストックでグサッとやらないようにお願いします。