アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
令和3年度、アクティブ・レンジャー写真展の写真紹介!
2021年12月16日みなさん、こんにちは。
南アルプス自然保護官事務所の本堂です。
今年度もアクティブ・レンジャー写真展が開催されています。すでに南アルプスエリアは7月に開催が終了していますが、今月は静岡県沼津市、栃木県那須郡那須町にて開催中です!
詳しくはこちら!
今回は私が今年度のアクティブ・レンジャー写真展で展示している2枚の写真の紹介をしたいと思います。
◆ 足を伸ばして
撮影日 :令和2年8月27日
撮影場所 :仙丈ヶ岳(長野県伊那市)
キャプション:仙丈ヶ岳の南にある、大仙丈ヶ岳。静かな時間を過ごせる穴場スポットです
南アルプス国立公園の中で「3,000メートル級で日帰り登山ができる初心者向けの山」として知られる仙丈ヶ岳。なんですが!仙丈ヶ岳山頂を仙塩尾根に向かって歩くと見えてくるのが、この写真の主役、大仙丈ヶ岳です。¨大¨と付いているのに、仙丈ヶ岳より少し標高が低い大仙丈ヶ岳ですが、山頂が登山者で賑わう仙丈ヶ岳と違って、静かな南アルプスを楽しむことが出来ます。また、山頂からは日本高峰第1位の富士山、2位の北岳、3位の間ノ岳を一望できます!大仙丈ヶ岳だけじゃ物足りない!という方はテントや小屋泊まり装備を持って、仙塩尾根をじっくり歩くのもおすすめです。ぜひ「足を伸ばして」、大仙丈ヶ岳まで歩いていただきたいです♪
◆ 冬に向かって
撮影日 :令和2年10月29日
撮影場所 :薬師岳(山梨県韮崎市)
キャプション:葉が色づき、落葉し、山が白くなる。冬支度が始まります
撮影日の夜、向こうの北岳から降雪した雪がこちらまで舞ってきました。この時期の高山はきりっとした寒さがあり、空気が澄み、普段の景色がより一層綺麗に見えるような気がします。3,000メートルあたりは雪、2,000メートルあたりは紅葉。標高の差でこんなに違う景色が見られることも山ならではですよね。秋と冬を一緒に感じることが出来ました。
アクティブ・レンジャー写真展では、文字の見やすさなどを考慮して30文字程度の説明文がありますが、写真への想いやエピソードを30文字に集約するのは難しいです。この日記を通して、想いやエピソードを知っていただけると嬉しいです。
文頭にもあります通り、南アルプスエリアでのアクティブ・レンジャー写真展は終了していますが、南アルプス自然保護官事務所では「南アルプス国立公園写真展」を開催しています。来年は1月に南アルプス市芦安地区で開催予定です。アクティブ・レンジャー日記にて、またお知らせしますのでお楽しみに!