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関東地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。

金時山山頂のトイレのはなし

2022年04月25日
箱根

こんにちは!はじめまして!

今年の4月から箱根地域のアクティブレンジャーに着任しました及川です!

着任して初めてのA R日記を投稿します。

 

本日は金時山山頂のトイレについてお話しします。

 

「なぜトイレ?」と思う方も多いかと思いますが・・・

それは、トイレは山の「衛生管理」と「景観維持」をする上で最重要施設だからです!

 

登山をしていて急にトイレに行きたくなったことはありませんか?

そんな時、近くにトイレ(携帯トイレも含む)がなければ「野外排泄」という形で用を足すという事があるかもしれません。

 

では、その野外の排泄物はどうなるのか。

その排泄物は雨などによって川に入り大腸菌などで環境を汚染してしまう恐れがあるのと折角の美しい景色を台無しにしてしまう恐れがあります。

 
   


私たちの登山を快適にする他に美しい景色を守るという目的でも金時山をはじめとした山々にはトイレがあるのです。

 

 

金時山の美しい自然にはトイレの存在も大きく関係しているのです。

 

環境省が設置をした金時山山頂のトイレは環境省、神奈川県、静岡県、南足柄町、箱根町、小山町、御殿場市が共同で維持管理していて、日頃の主な管理は山頂の金太郎茶屋の管理人さんが対応をしてくれています。

 

このトイレはお馴染みの水洗式ではなく「菌の力で処理をするバイオトイレ(おがくず)」で菌を活動させるために、おがくずに空気を掻き込むスクリューなどの機械が裏側で回っています。トイレに異物が入るとこのスクリューが破損しトイレが使用できなくなってしまいますので、トイレには排泄物とトイレットペーパー以外は流さないようご注意してください。

 
   


またトイレを利用する際、「使用費の100円(維持管理協力金)」のお支払いのご協力をよろしくお願いいたします。

 

▲金時山山頂トイレ

 

トイレがきれいな山は景色もきれいです。これからも綺麗な自然とトイレを維持していきましょう。