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関東地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

奥多摩新任AR初投稿!

2023年04月10日
奥多摩 青木 敏彦
AR日記をご覧の皆様、こんにちは。
初めまして!! 奥多摩自然保護官事務所にARとして1月より勤務しております、青木敏彦と申します。 
奥多摩駅近くの事務所も新年度に入り、春爛漫、山笑う季節となりました。
事務所内に縮こまっていた冬から思い切り外に出たい気候が早足にやってまいりました。
新年度は巡視等に多く励んでゆきたいと思っています。 最初の投稿として、3月の活動を2件紹介させていただきます。
【その1】
3月6日(月)に長野県川上村の毛木平にある登山者カウンターのメンテナンスに行ってまいりました。
毛木平は甲武信ヶ岳に向かう千曲川の源流を辿る登山道と、秩父往還の十文字峠に向かう針葉樹林や白樺林の生える登山道の起点で、登山者の本山域の利用状況等の確認のため、入下山者数の計測を行っています。
広大な面積の秩父多摩甲斐国立公園ですが、環境省が直轄管理している施設は少なく、その1つがこの毛木平駐車場とその少し奥の十文字峠に向かう登山道に架かる狭霧橋です。
マニュアルに従い保護官の指導の下で電池交換作業、入山者データ回収作業等を行うことができました。その他に環境省設置の休憩舎・看板などの確認をしてまいりました。
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毛木平登山口入口
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入山者数カウンター、メンテナンス中
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環境省直轄の狭霧橋
【その2】
3月16日(木)に東京都レンジャーの巡視に参加させていただき、日原から雲取山方面に向かう富田新道を巡視してきました。
鴨沢・三峰・三条の湯方面からは何度も登っている雲取山ですが、富田新道は初めてで、楽しみ半分、デスクワークに染まった体には体力的不安半分でしたが、なんとか登れました。
下部は急坂が続き想定以上の斜度の連続でしたが、赤テープの目印は明瞭で危険箇所もなく、不明瞭箇所には道標が設置され慎重に歩けば問題ないものの、地形が複雑で、踏み跡も薄いため、一定の登山経験を積んでから行くのが良いコースであると感じました。
上部は針葉樹の穏やかな尾根道となり展望も開け、コース全般を通じ奥多摩らしさを体感できました。
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富田新道上部、小雲取山付近
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上部は残雪が残っていました
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赤テープは明瞭でした
最後に簡単な自己紹介をさせていただきます。
群馬県生まれ、大学卒業後自動車メーカー系に約40年勤務し、昨年からキャリアチェンジを図りました。
昨シーズンは尾瀬沼ビジターセンターの管理員として5月より11月初旬まで勤務し、尾瀬下山後の就職活動の中で縁あって、奥多摩自然保護官事務所のARとして勤務することになりました。
未だ不慣れなため、皆様から支援をいただき務めて参りたいと思っております。
どうぞ宜しくお願い申上げます。