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関東地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

「環境省レンジャーと歩く国立公園in三頭山!」第2回開催

2023年11月02日
奥多摩 青木 敏彦
 AR日記をご覧のみなさまこんにちは !
奥多摩自然保護官事務所アクティブ・レンジャーの青木です。
三頭山山頂方面は色づきが良くなっています
 10月21日(土)に、国立公園オフィシャルパートナーシップを締結している、(株)自然教育研究センターの主催に奥多摩自然保護官事務所が協力し、「環境省レンジャーと歩く国立公園in三頭山!」を開催しました。
色づく三頭大滝を眺める
 中腹以上は紅葉も進んだ三頭山を目指し歩きつつ、自然解説員さんから繰り出される自然体験プログラムや、レンジャーからの国立公園にまつわる解説を交互に行いながら、国立公園ならではの自然の楽しみ方を一緒に体験していただきました。
巨樹を感じてみよう(プログラム)
ツキノワグマになってドングリを探してみよう(プログラム)
 三頭山は、都内に2カ所指定されている国立公園の特別保護地区(最も大事に保護しているエリア)の内の1ヶ所であり、江戸時代から明治維新を経て、国立公園に指定され現在まで大切に守られてきた自然により、優れた景観を色濃く残していること、保護と利用の適切なバランスが大切であること、そして「首都圏から最も近い国立公園」であることなどを解説いたしました。
国立公園内の範囲について解説
山頂からの展望について解説
「ぐっ」ときた落ち葉を収集(分類後は元に返しました)
 (株)自然教育研究センターとのオフィシャルパートナーシップとして協力した2回目のイベントでしたが、秩父多摩甲斐国立公園はとても範囲が広く、素晴らしい自然が他にも多くあることから、このようなイベントを通じて多くの皆様に、その魅力を感じてもらい大切に守っていただけるように、連携した取り組みが続けて行ければ良いなと願っています。  また、参加いただいた皆様は年齢も性別も多様であり、特に若い世代の方は自然系のキャリアについて関心をもたれていて、遠方からの参加が多かったことも今回の特徴でした。
振り返り(都民の森 森林館にて)
お疲れ様でした ! (山頂集合写真)