アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
半分白い!?『天城山』
2024年01月24日
沼津
みなさま、こんにちは。沼津管理官事務所の山田です。
前回の日記で、富士山の雪が少ない話をしましたが、昨日から富士山は真っ白になりました。あと数日で2月ですが、伊豆半島では土肥桜や河津桜が開花します。沼津管理官事務所近くの公園では一本の河津桜が既に満開だそうです。街が鮮やかになるのが楽しみです。
そんな伊豆半島でも、天城山は例年通り気温が低く、登山口からかなり冷えています。どのコースも長時間山の中に入るので防寒着の準備をお願いいたします。
先日、現地確認で天城山に入りましたが登山道から山頂を見上げると木々が真っ白で一瞬「雪!?」と思いましたが、標高を上げていくとその謎が解けました。霧氷です。この日は日差しがなく日中も氷点下の気温が続いていて、太陽の影響を受けず長時間幻想的な光景が見られたようです。歩いている時はまだいいですが、確認作業で立ち止まると凍えるほど寒かったです。
前回の日記で、富士山の雪が少ない話をしましたが、昨日から富士山は真っ白になりました。あと数日で2月ですが、伊豆半島では土肥桜や河津桜が開花します。沼津管理官事務所近くの公園では一本の河津桜が既に満開だそうです。街が鮮やかになるのが楽しみです。
そんな伊豆半島でも、天城山は例年通り気温が低く、登山口からかなり冷えています。どのコースも長時間山の中に入るので防寒着の準備をお願いいたします。
先日、現地確認で天城山に入りましたが登山道から山頂を見上げると木々が真っ白で一瞬「雪!?」と思いましたが、標高を上げていくとその謎が解けました。霧氷です。この日は日差しがなく日中も氷点下の気温が続いていて、太陽の影響を受けず長時間幻想的な光景が見られたようです。歩いている時はまだいいですが、確認作業で立ち止まると凍えるほど寒かったです。
そして、稜線から万三郎方面をみると、稜線の半分だけ真っ白で初めて見る光景にしばらく目を奪われました。
富士山の奥には南アルプスも見え、早朝から夕方まで寒い中での確認作業でしたが、改めて天城山の魅力を再確認した1日でした。
富士山の奥には南アルプスも見え、早朝から夕方まで寒い中での確認作業でしたが、改めて天城山の魅力を再確認した1日でした。
帰りはシカに見送られ無事作業は終了しました。
お知らせ
天城山専用道迷い防止テープ
天城山では、歩道上の周辺に目印となるロープや看板がなく分かりにくい場所に「天城山専用の道迷い防止テープ」を随時設置しています。写真のテープがある場所は正しい歩道の場所です。今後、登山の際は参考にして下さい。あわせて、現在位置と歩道の位置を確認できるよう、事前に(天城山の中は電波のない場所があります)地図アプリ等をご用意いただくことをおすすめします。また天城山は気温が低く電池の消耗が早いです。スマートフォンのアプリを使用する場合は、モバイルバッテリーの携帯もお忘れなく。
天城山トイレ冬期閉鎖
凍結防止のため、天城山の全てのトイレは閉鎖中です。開所予定は来年の3月中旬頃です。
※八丁池のみ冬期専用トイレの使用は可能です
※八丁池のみ冬期専用トイレの使用は可能です
バスの運行
1月4日~3月15日まで天城山シャクナゲコース入口「天城縦走登山口」へのバスの運行がありません。林道を下った停留所までの運行はありますので、バスを利用の際は事前に東海バスの路線図等をご確認下さい。
天城山
日本百名山の一つである天城山は、伊豆半島最高峰の万三郎岳(1,406m)をはじめ、万二郎岳(1,299m)、遠笠山(1,197m)など伊豆半島のほぼ中心を東西に貫く連山です。東西の山稜部が富士箱根伊豆国立公園に指定されています。ブナやヒメシャラなどの原生林に覆われ、新緑や紅葉の季節はとくに美しい場所です。