アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
「秩父多摩甲斐国立公園の山歩き-環境省レンジャーと秋の三頭山へ」開催
2024年10月30日
奥多摩
AR日記をご覧のみなさまこんにちは !
奥多摩自然保護官事務所アクティブ・レンジャーの青木です。
暑さも和らぎ、奥多摩方面の山が幾分色づきを見せはじめた10月19日(土)に、「秩父多摩甲斐国立公園の山歩き-環境省レンジャーと秋の三頭山へ」を開催しました。
このイベントは、第8回「山の日」全国大会が東京で開催されることに併せて、秩父多摩甲斐国立公園内の東京都内に位置する三頭山の自然に親しみ、自然保護や環境保護の意識の向上を図る目的で開催しました。
奥多摩自然保護官事務所アクティブ・レンジャーの青木です。
暑さも和らぎ、奥多摩方面の山が幾分色づきを見せはじめた10月19日(土)に、「秩父多摩甲斐国立公園の山歩き-環境省レンジャーと秋の三頭山へ」を開催しました。
このイベントは、第8回「山の日」全国大会が東京で開催されることに併せて、秩父多摩甲斐国立公園内の東京都内に位置する三頭山の自然に親しみ、自然保護や環境保護の意識の向上を図る目的で開催しました。
三頭山に登る登山ルートは幾つかありますが、交通アクセス(公共交通機関・マイカー)に優れ、コースが良く整備された「檜原都民の森」を起点として山頂を往復するコース(ブナの路)にて実施しました。
山頂付近は色付きはじめており、富士山も眺められるのではないか!? との期待のなか、自然解説員から繰り出される自然体験プログラムに加え、レンジャーからの国立公園にまつわる解説を交互に行いながら、国立公園ならではの自然の楽しみを一緒に体験しました。
山頂付近は色付きはじめており、富士山も眺められるのではないか!? との期待のなか、自然解説員から繰り出される自然体験プログラムに加え、レンジャーからの国立公園にまつわる解説を交互に行いながら、国立公園ならではの自然の楽しみを一緒に体験しました。
都内に2カ所指定されている国立公園の特別保護地区(最も大事に保護しているエリア)の1ヶ所である三頭山は、江戸時代から明治を経て、国立公園に指定され現在まで自然が大切に守られてきたことにより、優れた景観を色濃く残していること、保護と利用の適切なバランスが大切であること、そして「首都圏から最も近い森と渓谷の山岳公園」であることなどを解説しました。
三頭山頂から眺める展望と、国立公園全域を示した地図を交互に見比べ、公園面積の広さを実感していただき、秩父多摩甲斐国立公園の都心からの距離なども目測しました。
普段特に意識することは少ないかもしれませんが、自然景観は地方自治体をはじめ、多くの関係者の協力を得て維持していること、また利用する側も大切に利用していかなければいけない場所であることなどを感じてもらいました。
普段特に意識することは少ないかもしれませんが、自然景観は地方自治体をはじめ、多くの関係者の協力を得て維持していること、また利用する側も大切に利用していかなければいけない場所であることなどを感じてもらいました。
秩父多摩甲斐国立公園は広範囲に及び、素晴らしい自然が随所にあり、このようなイベントを通じて多くの皆様に、足を運び、その魅力を感じて、大切に守ってもらえれば良いな、と思います。
東京都「檜原都民の森」管理事務所には、会場の借用などご協力に感謝申し上げます。