
アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]
関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。冬~春の植物紹介in父島
2025年04月22日
小笠原
みなさんこんにちは。
小笠原事務所の河村です。
4月を迎え、新生活をスタートされた方も多いのではないでしょうか。
小笠原事務所も新たな体制で新年度の業務を開始しています。
小笠原事務所の河村です。
4月を迎え、新生活をスタートされた方も多いのではないでしょうか。
小笠原事務所も新たな体制で新年度の業務を開始しています。
冬~春の植物紹介in父島
今回は、冬から春へと季節が移り変わる時期に、巡視で開花や結実が見られた父島の植物をご紹介します。
これらは、東平サンクチュアリや夜明道路周辺などの観光ルート沿いでも見かけることができます。
ムニンシャシャンボ(ツツジ科) 花は甘い香りがします。沢山咲いている木の近くでは匂いだけで分かるほどです。
ムニンタツナミソウ(シソ科) タツナミソウ属の他の種と比べて長く、白い花筒が特徴です。
シマツレサギソウ(ラン科) 塊根から芽を出す多年草。夏~冬にかけては地上部がなくなります。環境省レッドリスト絶滅危惧 IB 類(EN)(環境省、2020)に選定されています。
ムニンネズミモチ(モクセイ科) 白い小さな花が咲き、黒い果実がなります。
シマモクセイ(モクセイ科) 緑色の果実が熟して、黒くなります。アカガシラカラスバトも採餌しているようです。
ハウチワノキ(ムクロジ科) 開花ののち、うちわに似た形状の果実がつきます。

タチテンノウメ(バラ科) 元々樹形が立ち上がった形のタチテンノウメ、地面を這うように伸びるシラゲテンノウメとして2種に分類されていましたが、現在はタチテンノウメという1種として整理されています。
ハチジョウクサイチゴ(バラ科) 小笠原では外来種。近縁のものとして、父島固有のチチジマイチゴがあります。
これらは、東平サンクチュアリや夜明道路周辺などの観光ルート沿いでも見かけることができます。










おわりに
小笠原の自然は、季節ごとにさまざまな表情を見せてくれます。
特に開花時期は限られており、タイミングを逃すと次に見られるのは一年後になってしまいます。色々な季節の変化を見逃さないようにしたいところです。
特に開花時期は限られており、タイミングを逃すと次に見られるのは一年後になってしまいます。色々な季節の変化を見逃さないようにしたいところです。
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