関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
何度もこのアクティブレンジャー日記に登場したアホウドリ
第3の繁殖地を作るために2008年から2012年の5年間、伊豆鳥島からアホウドリのヒナを小笠原諸島聟島に運んで、山階鳥類研究所をはじめいろんなの方々が毎年約4か月ほど無人島で生活をしながら、アホウドリの飼育を行ってきました。
最初の頃は本当に戻って来てくれるのかいろいろ不安がありましたが、3年後には最初に巣立ったアホウドリたちが戻って来てくれました。
そして、その後も続々と帰ってきて何組かカップルも誕生しました。
そしたらっ!
何とっ!
最初に巣立ったアホウドリがとうとうお父さんになりました!
遠隔操作できるカメラで観察・確認したところ、このアホウドリの卵であろうとのこと。
あと2か月ほどで初☆聟島産まれのヒナが誕生します!!
聟島がアホウドリ類の楽園になるものもう少しですね♪
写真は2008年に運ばれてきたアホウドリのヒナ。
もしかしたら、この中に写っているのが親かも!?