関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。
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アクティブ・レンジャーとは、自然保護官の補佐役として、国立公園等のパトロール、調査、利用者指導、自然解説などの業務を担う環境省の職員です。管内には、日光、尾瀬、秩父多摩甲斐、小笠原、富士箱根伊豆、南アルプス国立公園があります。
この時期の天城峠はだいぶ涼しく感じられるはずなのですが、お天気が良かったこともあり少し蒸し暑い中での巡視となりました。
(八丁池:展望台より)
巡視中には、やはりいろいろな自然と出会います。
上段はキノコたちです。
下段左から、ホトトギス・ツルニンジン・サワガニ・アズマヒキガエル。
昨年の同時期よりもホトトギスやツルニンジンが少なく感じられました。
やはり気候のせいでしょうか。
また、少しショッキングな場面にも遭遇しました。
写真がぼやけてしまいましたが、ヤマカガシがカエルを飲み込んでいるところです。
(私に気がついたのか、ヤマカガシはカエルをくわえたまま木の根の影に頭を隠してしまいました)
映像では何度となく見たことがありましたが、実際に目にするのは初めてでした。
飲み込まれてしまうカエルはかわいそうですが、これも自然の摂理です。
これから紅葉の時期を控え、ハイキングや登山などの計画を立てていらっしゃる方も多いと思います。
ゴミは捨てずに持ち帰る・動植物を無闇に採取しないなどのマナーを守って自然の中での活動を楽しんで下さい。