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関東地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

【那須】センサーカメラが捉えた動物たちのすがた

2021年01月15日
那須

こんにちは、日光国立公園 那須管理官事務所の菅野です。

昨冬は少雪のため冬のアクティビティがほとんどできませんでしたが、今冬ようやくスノーシューデビューすることができてウキウキです。

▲冬のセンサーカメラのデータ回収はスノーシューで!

さて、今回は那須平成の森で実施している中型・大型哺乳類調査のお話の第4回目。

センサーカメラが捉えた、動物たちの興味深いすがたをご紹介します。

1.じゃれあうタヌキ

2匹のタヌキが向かい合ってフェイントのような動きを見せています。

遊んでいるところでしょうか?

2.キツネの帰り道

2019年の1月15日から7月18日まで、計26回も同じような経路をたどるキツネがいました。

5月5日の写真のように、ノウサギと思われる獲物を咥えていることも度々ありました!

3.ニホンジカの決闘

2頭のオスのニホンジカが激しく押し合っています!

押し合いはカメラが捉えただけでも10分間以上続きました。

この決闘の撮影日は2月。一般にニホンジカの繁殖期は9月下旬から11月とされていますが、オスたちの縄張り争いは真冬になっても続くのでしょうか...?

4.うとうとするニホンジカ

春の朝の木漏れ日の中、座り込んでうとうとしているニホンジカの様子です。

人間と同じように頭を重たそうにしている様がほほえましいです。

◎過去の日記はこちら

第1回:平成の森に生息している哺乳類たち

第2回:何頭いるかな?

第3回:増えすぎて困っています。