富士箱根伊豆国立公園 箱根
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2014年03月24日ススキ草原の火入れ
富士箱根伊豆国立公園 箱根 道又 静香
すっきり晴れ渡った3月24日(月)、箱根のススキ草原では火入れが行われました。
ススキ草原は一年間様々な表情で楽しませてくれました。
若草色、赤茶色、金色、白、茶色、、、
簡単には表現しきれないなんとも趣深い色です。
そのススキ草原が春を迎える準備のため焼かれます。
消防車が何台も配備され、たくさんの人々が見守る中、点火されました。
周囲に火が広がらないように外周から少しずつ焼き初め、広範囲を焼くクライマックスは20~30分でした。
間近で広範囲の火入れを見ることが出来たのは初めてだったので、緊張しました。
やはりものすごい熱と煙です。
お昼過ぎに台ヶ岳側が終了し、午後は湿原側が火入れされました。
無事すっきりと焼き終わり、今年も美しい草原が期待できそうです。
火入れはとても大切な文化であるということを体感した一日でした。
ススキ草原は一年間様々な表情で楽しませてくれました。
若草色、赤茶色、金色、白、茶色、、、
簡単には表現しきれないなんとも趣深い色です。
そのススキ草原が春を迎える準備のため焼かれます。
消防車が何台も配備され、たくさんの人々が見守る中、点火されました。
周囲に火が広がらないように外周から少しずつ焼き初め、広範囲を焼くクライマックスは20~30分でした。
間近で広範囲の火入れを見ることが出来たのは初めてだったので、緊張しました。
やはりものすごい熱と煙です。
お昼過ぎに台ヶ岳側が終了し、午後は湿原側が火入れされました。
無事すっきりと焼き終わり、今年も美しい草原が期待できそうです。
火入れはとても大切な文化であるということを体感した一日でした。
2014年03月17日一年間の活動のまとめ
富士箱根伊豆国立公園 箱根 道又 静香
箱根ではようやくふきのとうが顔を出し始め、春の気配が感じられるようになりました。
桜の季節到来が楽しみな今日この頃です。
さて、3月15日(土)に箱根地区パークボランティア(PV)が運営する組織、箱根ボランティア解説員連絡会の総会が開催されました。
わたしにとっては初めての総会であり、ワクワクドキドキしながらの出席です。
しかし、PVのみなさまは余裕の表情で円滑に会議を進め、今年度のまとめと来年度の計画を無事協議することができました。
総会後のお茶会では、それぞれ活動や近況の報告、来年度の抱負などを話し、会議とは違った雰囲気でまとめを行うことができました。
来年度の計画をみると、アクティブ・レンジャー(AR)になってからの1年があっという間であったと同時に、
とても中身の濃いものであったことをありありと実感しました。
「今年度以上の来年度」を目指し、少しずつではありますが、準備を進めています。
来年度も箱根をよろしくお願いいたします。
桜の季節到来が楽しみな今日この頃です。
さて、3月15日(土)に箱根地区パークボランティア(PV)が運営する組織、箱根ボランティア解説員連絡会の総会が開催されました。
わたしにとっては初めての総会であり、ワクワクドキドキしながらの出席です。
しかし、PVのみなさまは余裕の表情で円滑に会議を進め、今年度のまとめと来年度の計画を無事協議することができました。
総会後のお茶会では、それぞれ活動や近況の報告、来年度の抱負などを話し、会議とは違った雰囲気でまとめを行うことができました。
来年度の計画をみると、アクティブ・レンジャー(AR)になってからの1年があっという間であったと同時に、
とても中身の濃いものであったことをありありと実感しました。
「今年度以上の来年度」を目指し、少しずつではありますが、準備を進めています。
来年度も箱根をよろしくお願いいたします。
2014年02月24日降雪のあと
富士箱根伊豆国立公園 箱根 道又 静香
先日の雪の影響で箱根でも道路が通行止めになったり、
バスやロープウェーが運休したりとたいへんでした。
本日の事務所とビジターセンター周辺の様子です。
道路は路肩に雪がまだ残っていますが、二車線になりました。
ビジターセンターの駐車場も台数に限りはありますが、
駐車スペースがでています。
事務所裏手には1mほどのつららが!
なかなか雪が溶けず、園地にはまだまだ雪が残っています。
雪は堅くなっていますが、雪遊びをする家族連れもチラホラ見られます。
少しずつ日が延び、気温も上がってきてはいますが、まだ冬ですね。
明日からはまた少し暖かくなってくる予報です。
箱根の冬を満喫する際はしっかりと寒さ対策、雪対策をしてきてくださいね。
バスやロープウェーが運休したりとたいへんでした。
本日の事務所とビジターセンター周辺の様子です。
道路は路肩に雪がまだ残っていますが、二車線になりました。
ビジターセンターの駐車場も台数に限りはありますが、
駐車スペースがでています。
事務所裏手には1mほどのつららが!
なかなか雪が溶けず、園地にはまだまだ雪が残っています。
雪は堅くなっていますが、雪遊びをする家族連れもチラホラ見られます。
少しずつ日が延び、気温も上がってきてはいますが、まだ冬ですね。
明日からはまた少し暖かくなってくる予報です。
箱根の冬を満喫する際はしっかりと寒さ対策、雪対策をしてきてくださいね。
2014年01月28日いきものの痕跡をたどる
富士箱根伊豆国立公園 箱根 道又 静香
ビジターセンター周辺ミニ観察会に参加してきました!
今回のメインテーマは「アセビ」です。
常緑の低木で、春には白くて小さな花をたくさんつけるため、
山が真っ白に見えるほどになることもあるとか。
アセビは花を下向きにつけますが、タネは上向きにつけます。
下向きの花は花粉を運ぶハチなどの動物を選んでおり、
上向きにタネをつけるのはより遠くまでタネを運ぶためなんですって。
よく考えていますねぇ。
解説を聞きながら歩いていると、雪の上にかわいい足跡がたくさんありました。
お散歩中のイヌのものから、タヌキ、ウサギなど跡がつく部分や歩き方の違いを観察します。
小動物のフンも状態の良いまま残っており、同じ動物でも食べたものによって、
見た目やにおいがかなり変化するとのことで、実物で確認します。
サクラの木の下には冬芽を食べられてしまった小枝がたくさん落ちていました。
「ウソかムササビかな」と言われ、こんな小さな痕跡からも動物のサインを見つけられることに感動です。
他にもヤマノイモとオニドコロのタネの違い、アオジとホオジロの鳴き声・行動場所の違いなどなど
冬だからこそ楽しめるような内容の観察会が開催されています。
寒い毎日ですが、ほっこりと心温まるひとときを過ごせました。
↓今後のミニ観察会についてのお問い合わせは箱根ビジターセンターまで↓
http://www.mmjp.or.jp/HakoneVisitorCenter/
今回のメインテーマは「アセビ」です。
常緑の低木で、春には白くて小さな花をたくさんつけるため、
山が真っ白に見えるほどになることもあるとか。
アセビは花を下向きにつけますが、タネは上向きにつけます。
下向きの花は花粉を運ぶハチなどの動物を選んでおり、
上向きにタネをつけるのはより遠くまでタネを運ぶためなんですって。
よく考えていますねぇ。
解説を聞きながら歩いていると、雪の上にかわいい足跡がたくさんありました。
お散歩中のイヌのものから、タヌキ、ウサギなど跡がつく部分や歩き方の違いを観察します。
小動物のフンも状態の良いまま残っており、同じ動物でも食べたものによって、
見た目やにおいがかなり変化するとのことで、実物で確認します。
サクラの木の下には冬芽を食べられてしまった小枝がたくさん落ちていました。
「ウソかムササビかな」と言われ、こんな小さな痕跡からも動物のサインを見つけられることに感動です。
他にもヤマノイモとオニドコロのタネの違い、アオジとホオジロの鳴き声・行動場所の違いなどなど
冬だからこそ楽しめるような内容の観察会が開催されています。
寒い毎日ですが、ほっこりと心温まるひとときを過ごせました。
↓今後のミニ観察会についてのお問い合わせは箱根ビジターセンターまで↓
http://www.mmjp.or.jp/HakoneVisitorCenter/
2014年01月23日冬こそバードウォッチング
富士箱根伊豆国立公園 箱根 道又 静香
平素よりAR日記をご覧下さりまして、ありがとうございます。
ご挨拶がおくれましたが、あけましておめでとうございます!
2014年もよりいっそうのご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
さて、昨年4月に着任し、あっという間に1月になってしまいました。
冬になってものすごく寒くて驚きましたが、
冬の箱根もいろいろと発見があってたのしいです。
そんななか、
「パークボランティアが補修した登山道の確認」という任務のもと、
大涌谷を巡視してきました。
雪が踏み固められた階段に苦戦しつつも現場に到着しました。
石がごろごろしていて危ないとのことで、
散らばっている石を使って石畳が作ってありました。
とってもキレイにできあがっていました。
また、実際に歩いてみて歩きやすさに感動です!
パークボランティアのみなさま、いつもすてきなことをして下さいます。
登山道入り口周辺では、ビジターがしきりに富士山の写真を撮っていました。
私も富士山の雄大で美しい様子にしばし見とれてしまいました。
ふと登山道の反対側に目をやると、
ロープや植物に横向きの氷ができていました。
風と寒さのなせる技です。
帰り道もツルツル階段を慎重に歩いていると
数種の野鳥に出会うことができました。
冬は葉が少ないので野鳥を見つけやすく、
バードウォッチング入門におすすめだそうです。
たしかに樹にとまっている野鳥がよく見えます。
登山道でご飯中のカヤクグリです。
普段は標高2000m付近にいるそうなので、1000mほど下ってきたようです。
さらに下りながら、野鳥の鳴き声を聴きながら樹名板の確認も行い、
事務所に帰りました。
大涌谷だけで無く、事務所やビジターセンターの周辺でも
まだ雪が残っています。
箱根にいらっしゃる際は十分な防寒対策に加え、
雪対策も行って安全第一でいらっしゃって下さい。
ご挨拶がおくれましたが、あけましておめでとうございます!
2014年もよりいっそうのご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
さて、昨年4月に着任し、あっという間に1月になってしまいました。
冬になってものすごく寒くて驚きましたが、
冬の箱根もいろいろと発見があってたのしいです。
そんななか、
「パークボランティアが補修した登山道の確認」という任務のもと、
大涌谷を巡視してきました。
雪が踏み固められた階段に苦戦しつつも現場に到着しました。
石がごろごろしていて危ないとのことで、
散らばっている石を使って石畳が作ってありました。
とってもキレイにできあがっていました。
また、実際に歩いてみて歩きやすさに感動です!
パークボランティアのみなさま、いつもすてきなことをして下さいます。
登山道入り口周辺では、ビジターがしきりに富士山の写真を撮っていました。
私も富士山の雄大で美しい様子にしばし見とれてしまいました。
ふと登山道の反対側に目をやると、
ロープや植物に横向きの氷ができていました。
風と寒さのなせる技です。
帰り道もツルツル階段を慎重に歩いていると
数種の野鳥に出会うことができました。
冬は葉が少ないので野鳥を見つけやすく、
バードウォッチング入門におすすめだそうです。
たしかに樹にとまっている野鳥がよく見えます。
登山道でご飯中のカヤクグリです。
普段は標高2000m付近にいるそうなので、1000mほど下ってきたようです。
さらに下りながら、野鳥の鳴き声を聴きながら樹名板の確認も行い、
事務所に帰りました。
大涌谷だけで無く、事務所やビジターセンターの周辺でも
まだ雪が残っています。
箱根にいらっしゃる際は十分な防寒対策に加え、
雪対策も行って安全第一でいらっしゃって下さい。
2013年12月11日秋のクリーンデイ
富士箱根伊豆国立公園 箱根 道又 静香
先日、「秋のクリーンデイ」と題して、
箱根地区パークボランティアが中心となって美化清掃活動を行いました。
箱根ビジターセンター周辺、深良水門コース、大涌谷コースの3班にわかれて、
ゴミを拾いにいざ出発!
私は大涌谷コースでお手伝いさせていただきました。
12月最初の日曜日でしたが、まだまだ観光客で賑わっており、駐車場への車も渋滞です。
まさに「箱根ジオパーク」といった感じで噴気があがり、硫黄のにおいがします。
そんな中、ハイキングコースを1列になってゴミ拾いをしながら歩きます。
天気に恵まれ、景色がとても美しかったため、
ゴミ拾いがおろそかになってしまうかも…と思いきや、
一番後ろを歩く私まで全然ゴミがまわってきません。
さすがみなさま、ゴミ拾いの年季が違います。。。
大涌谷からの眺めはすばらしく、富士山をバックに記念撮影をする観光客が目立ちました。
そこにもゴミが!
ボランティアは富士山をバックにゴミを拾います。
回収したゴミは、ジュースやビールの缶、新聞やチラシなどの紙類、ビニール、帽子などなど。
他のコースもばっちりゴミ拾いができたようです!
そして、最後に恒例の記念撮影をして終了です。
箱根地区パークボランティア以外にも
きれいな箱根を保つために努力しているひとがたくさんいらっしゃいます。
今後もゴミの持ち帰りにご協力下さいますよう、よろしくお願いいたします。
箱根地区パークボランティアが中心となって美化清掃活動を行いました。
箱根ビジターセンター周辺、深良水門コース、大涌谷コースの3班にわかれて、
ゴミを拾いにいざ出発!
私は大涌谷コースでお手伝いさせていただきました。
12月最初の日曜日でしたが、まだまだ観光客で賑わっており、駐車場への車も渋滞です。
まさに「箱根ジオパーク」といった感じで噴気があがり、硫黄のにおいがします。
そんな中、ハイキングコースを1列になってゴミ拾いをしながら歩きます。
天気に恵まれ、景色がとても美しかったため、
ゴミ拾いがおろそかになってしまうかも…と思いきや、
一番後ろを歩く私まで全然ゴミがまわってきません。
さすがみなさま、ゴミ拾いの年季が違います。。。
大涌谷からの眺めはすばらしく、富士山をバックに記念撮影をする観光客が目立ちました。
そこにもゴミが!
ボランティアは富士山をバックにゴミを拾います。
回収したゴミは、ジュースやビールの缶、新聞やチラシなどの紙類、ビニール、帽子などなど。
他のコースもばっちりゴミ拾いができたようです!
そして、最後に恒例の記念撮影をして終了です。
箱根地区パークボランティア以外にも
きれいな箱根を保つために努力しているひとがたくさんいらっしゃいます。
今後もゴミの持ち帰りにご協力下さいますよう、よろしくお願いいたします。
2013年11月11日みどりからきいろ、そして紅へ
富士箱根伊豆国立公園 箱根 道又 静香
気づけばもう、秋ですね。
箱根もすっかり秋の装いです。
8日(火)に箱根ボランティア解説員連絡会主催のミニ観察会に参加してきました。
テーマはずばり「紅葉」!
特に「ウリハダカエデとホソエカエデの見分け方」を中心に、
箱根ビジターセンター周辺で紅葉狩りをしながらの自然観察会です。
ウリハダカエデとホソエカエデは葉も幹も一見そっくりで両方とも紅葉が美しい樹木です。
その違いとは!
ウリハダカエデは葉の裏面の葉脈周辺に毛がありますが、ホソエカエデには無いそうです。
よぉく見ると肉眼でもわかります。
解説を聞いた後は、各々葉を拾ってはどちらの葉なのかチェックをしながら歩きます。
「自分でもわかるようになった!」と、ビジターからも喜びの声を聞くことができました。
【紅葉の中での解説】
観察会の終盤には広場を歩きました。
すっきり晴れた空を背景に紅葉が映え、「すがすがしい」という言葉がぴったりです!
【赤く染まりつつあるイロハモミジ】
さらに、ヤマガラやホオジロの声を聴き、チラッと見ることもできました。
鳥たちの貴重な食料もきれいに色づいていました。
【熟したツルウメモドキの実】
秋の箱根もやっぱり美しいです。
寒くなってきたので、防寒対策をしっかりして、秋を満喫しにいらしてください。
箱根もすっかり秋の装いです。
8日(火)に箱根ボランティア解説員連絡会主催のミニ観察会に参加してきました。
テーマはずばり「紅葉」!
特に「ウリハダカエデとホソエカエデの見分け方」を中心に、
箱根ビジターセンター周辺で紅葉狩りをしながらの自然観察会です。
ウリハダカエデとホソエカエデは葉も幹も一見そっくりで両方とも紅葉が美しい樹木です。
その違いとは!
ウリハダカエデは葉の裏面の葉脈周辺に毛がありますが、ホソエカエデには無いそうです。
よぉく見ると肉眼でもわかります。
解説を聞いた後は、各々葉を拾ってはどちらの葉なのかチェックをしながら歩きます。
「自分でもわかるようになった!」と、ビジターからも喜びの声を聞くことができました。
【紅葉の中での解説】
観察会の終盤には広場を歩きました。
すっきり晴れた空を背景に紅葉が映え、「すがすがしい」という言葉がぴったりです!
【赤く染まりつつあるイロハモミジ】
さらに、ヤマガラやホオジロの声を聴き、チラッと見ることもできました。
鳥たちの貴重な食料もきれいに色づいていました。
【熟したツルウメモドキの実】
秋の箱根もやっぱり美しいです。
寒くなってきたので、防寒対策をしっかりして、秋を満喫しにいらしてください。
2013年10月28日きいて、みて、かいで、さわって、あじわう
富士箱根伊豆国立公園 箱根 道又 静香
10月22日(火)に第8回箱根地域自然に親しむ運動
「紅葉の箱根路を訪ねて」(開催担当:環境省)を実施しました!
霧雨が降ったり止んだりの、どんよりとした天気でしたが、
事故等なく好評のうちに終了しました。
コースは恩賜箱根公園から出発し、箱根旧街道杉並木・石畳~
お玉観音~箱根の森~お玉ヶ池~精進池を巡る中で、富士山や
双子山の景色を楽しむことのできる「じっくり観察重視」なものでした。
【これはなんですか?ビジターからの質問に答える箱根パークボランティア】
お玉ヶ池の周辺ではとっても辛いヤナギタデの試食や
アキノウナギツカミを触ってザラザラな感触を確かめたりと、
名前の由来の解説や目で見る観察だけでは終わらず、
五感を使って自然を感じることもできました。
【かわいい花をつけたアキノウナギツカミ】
実はこのコース、ただ歩くだけならば2時間で終わってしまいます。
しかし、箱根パークボランティアの自然解説を聞きながら歩けば、
倍以上の時間をかけてのんびり歩いても、あっという間に感じます。
夏から秋への季節の移ろいを感じながら、森を歩き、池を眺め、
植物を愛で、鳥の声を聞くと、「箱根っていいな」と改めて実感できます。
【一番大きな杉を探しながら箱根旧街道杉並木を歩く】
ビジターからのアンケートにも「ぜひまた参加したいです」との言葉が目立ち、
皆様も私と同じように感じていただけたのかなと思うととても嬉しくなりました!
今年度の箱根地域自然に親しむ運動は
11/22(金)「芦ノ湖西岸から観る箱根の中央火口丘と秋の植物」
(開催担当:(公財)神奈川県公園協会)で最後です。
こちらは健脚向きのコースですが、自然観察だけで無く、
箱根火山成り立ちの秘密に迫ったり、観光船に乗ったりもするようです。
お問い合わせは箱根ビジターセンター(0460-84-9981)までどうぞ!
「紅葉の箱根路を訪ねて」(開催担当:環境省)を実施しました!
霧雨が降ったり止んだりの、どんよりとした天気でしたが、
事故等なく好評のうちに終了しました。
コースは恩賜箱根公園から出発し、箱根旧街道杉並木・石畳~
お玉観音~箱根の森~お玉ヶ池~精進池を巡る中で、富士山や
双子山の景色を楽しむことのできる「じっくり観察重視」なものでした。
【これはなんですか?ビジターからの質問に答える箱根パークボランティア】
お玉ヶ池の周辺ではとっても辛いヤナギタデの試食や
アキノウナギツカミを触ってザラザラな感触を確かめたりと、
名前の由来の解説や目で見る観察だけでは終わらず、
五感を使って自然を感じることもできました。
【かわいい花をつけたアキノウナギツカミ】
実はこのコース、ただ歩くだけならば2時間で終わってしまいます。
しかし、箱根パークボランティアの自然解説を聞きながら歩けば、
倍以上の時間をかけてのんびり歩いても、あっという間に感じます。
夏から秋への季節の移ろいを感じながら、森を歩き、池を眺め、
植物を愛で、鳥の声を聞くと、「箱根っていいな」と改めて実感できます。
【一番大きな杉を探しながら箱根旧街道杉並木を歩く】
ビジターからのアンケートにも「ぜひまた参加したいです」との言葉が目立ち、
皆様も私と同じように感じていただけたのかなと思うととても嬉しくなりました!
今年度の箱根地域自然に親しむ運動は
11/22(金)「芦ノ湖西岸から観る箱根の中央火口丘と秋の植物」
(開催担当:(公財)神奈川県公園協会)で最後です。
こちらは健脚向きのコースですが、自然観察だけで無く、
箱根火山成り立ちの秘密に迫ったり、観光船に乗ったりもするようです。
お問い合わせは箱根ビジターセンター(0460-84-9981)までどうぞ!
2013年10月07日箱根旧街道をあるく
富士箱根伊豆国立公園 箱根 道又 静香
9月22日(日)に
箱根地域自然に親しむ運動「箱根旧街道 西坂を訪ねて」に参加しました。
春の西坂観察会のコースの続きとして、
箱根恩賜公園から箱根峠を経て、山中城までの8キロを歩くコース。
<秋晴の芦ノ湖>
東海道を歩きながら歴史や箱根ジオパークと伊豆半島ジオパークの説明、もちろん自然解説もありの盛りだくさんな内容でした。
<解説中>
山中城跡では北条早雲や豊臣秀吉、徳川家康なと歴史上の人物を絡めた地形の話もあり、アンケート結果からもビジターにかなり好評でした。
天気に恵まれ、素晴らしい秋の気候を十分に満喫しながら歩いていると、ツリフネソウやハイメドハギ、ショウリョウバッタ、タマゴダケなど様々なものを見ることができました。
<大人気だったタマゴダケ>
動植物に加え、ジオパークの要素や歴史を盛り込んだ、とても楽しく勉強になる観察会でした。
10月11日(金)には同運動の「金時山自然探勝登山」が開催されます!
こちらも楽しみです!!
箱根地域自然に親しむ運動「箱根旧街道 西坂を訪ねて」に参加しました。
春の西坂観察会のコースの続きとして、
箱根恩賜公園から箱根峠を経て、山中城までの8キロを歩くコース。
<秋晴の芦ノ湖>
東海道を歩きながら歴史や箱根ジオパークと伊豆半島ジオパークの説明、もちろん自然解説もありの盛りだくさんな内容でした。
<解説中>
山中城跡では北条早雲や豊臣秀吉、徳川家康なと歴史上の人物を絡めた地形の話もあり、アンケート結果からもビジターにかなり好評でした。
天気に恵まれ、素晴らしい秋の気候を十分に満喫しながら歩いていると、ツリフネソウやハイメドハギ、ショウリョウバッタ、タマゴダケなど様々なものを見ることができました。
<大人気だったタマゴダケ>
動植物に加え、ジオパークの要素や歴史を盛り込んだ、とても楽しく勉強になる観察会でした。
10月11日(金)には同運動の「金時山自然探勝登山」が開催されます!
こちらも楽しみです!!
このボランティア活動は、
国立公園であり天然記念物としても指定されている
仙石原湿原の維持を目的として活動しています。
15日の活動ではまず、
調査対象区の写真撮影方法の決定と撮影を行いました。
この写真撮影は調査区毎の違いとそれぞれの調査区の
年間をとおしての変化を記録するためのものです。
ススキ草原の景勝保全を目的に
毎年3月に火入れを実施している仙石原湿原では、
春には一面が土色に見えますが、
秋には2mにもなるススキやヨシが茂ります。
そのため、撮影位置や方向などを
しっかりと吟味しておく必要があるのです。
撮影後は湿原内の観察会を行いながら、植物の記録をとりました。
遠目で見ると土色の地面でしたが、
実際に間近で観察するとさまざまな植物が芽を出していました。
なかでも、台ヶ岳側のススキ草原では
たくさんのコキクザキイチゲの群落を観察でき、感動しました。
今後も月に2回の活動の中で、記録や植生調査に加え、
帰化植物の駆除などを実施していく予定です。