富士箱根伊豆国立公園 沼津
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2012年10月24日西伊豆歩道
富士箱根伊豆国立公園 沼津 橋本 和加子
伊豆半島西海岸には『西伊豆歩道』が整備されています。
西海岸北部の大瀬崎から南は堂ヶ島までの間に10コースあり、それぞれに眺望ポイントや見所があります。
先日、10コースの中の1つ『廻り崎(めぐりざき)コース』を巡視しました。
このコースは3.2kmと比較的短いですが、港の集落や観光地としても知られる恋人岬を通る他、小さな山を越えたりのどかな畑の間を歩いたりと変化に富んでいます。
港の集落を通り、奥に見える森の中へと歩道は続いています。
巡視中には様々な植物を見かけますが、この日は海岸ならではの生き物と出会いました。
カニです。
それほど大きくない(携帯電話よりも少し小さい)このカニが、あちらこちらで歩道を横断していました。
時には落ち葉の下に隠れていることもあるので、迂闊に落ち葉を踏めません。
海岸から100mほど離れた森へと続く歩道の上での出会いだったので、少々驚きました。
この日は台風21号が近づいていたせいで波が荒く、海から離れた歩道を歩いていても荒々しい波の音が絶え間なく聞こえてきました。
地元の方とお話ししたところ「普段はもう少し静か」とのことだったので、穏やかな波の日に歩いてみたら、また印象が違うことでしょう。
恋人岬からも行くことができる『廻り崎コース』へ、ぜひ足をのばしてみて下さい。
廻り崎コース上より(2012年10月19日撮影)
西海岸北部の大瀬崎から南は堂ヶ島までの間に10コースあり、それぞれに眺望ポイントや見所があります。
先日、10コースの中の1つ『廻り崎(めぐりざき)コース』を巡視しました。
このコースは3.2kmと比較的短いですが、港の集落や観光地としても知られる恋人岬を通る他、小さな山を越えたりのどかな畑の間を歩いたりと変化に富んでいます。
港の集落を通り、奥に見える森の中へと歩道は続いています。
巡視中には様々な植物を見かけますが、この日は海岸ならではの生き物と出会いました。
カニです。
それほど大きくない(携帯電話よりも少し小さい)このカニが、あちらこちらで歩道を横断していました。
時には落ち葉の下に隠れていることもあるので、迂闊に落ち葉を踏めません。
海岸から100mほど離れた森へと続く歩道の上での出会いだったので、少々驚きました。
この日は台風21号が近づいていたせいで波が荒く、海から離れた歩道を歩いていても荒々しい波の音が絶え間なく聞こえてきました。
地元の方とお話ししたところ「普段はもう少し静か」とのことだったので、穏やかな波の日に歩いてみたら、また印象が違うことでしょう。
恋人岬からも行くことができる『廻り崎コース』へ、ぜひ足をのばしてみて下さい。
廻り崎コース上より(2012年10月19日撮影)
2012年10月10日八丁池清掃活動
富士箱根伊豆国立公園 沼津 橋本 和加子
八丁池は、天城山中の標高約1170mの場所にある断層湖です。
(断層湖:活断層のズレによって窪地となった場所に水がたまってできた湖)
天気の良い日に訪れると、静寂の中に鳥の声が響き、湖面には青空と木々が映り、そよ風に揺れる木々の葉音が聞こえ・・・と、自然を満喫できる素敵な場所です。
先日、この八丁池周辺の清掃活動に参加してきました。
当日の天城山は、風が強く濃霧で雨もパラパラと降る悪天候でしたが、およそ70名の参加者が集まり、八丁池周辺のゴミ拾いを行いました。
普段から自然公園指導員の方などがきれいにして下さっているので、ゴミはそれほどないかと思っていましたが、雨で土が流れたりしてかなり古い時代のゴミが地面に顔を出しており、70名それぞれが持つビニール袋のゴミは、けっこうな量になりました。
そんな状況ではありましたが、最近のものと思われるゴミが少なかったのは、とても嬉しいことでした。
これから紅葉の時期になると、さらに登山者が増えると思われますが、各々がゴミを捨てないよう心がけ、きれいな八丁池・天城山を保ち続けてほしいと思います。
天気が良い時の八丁池(2011年11月30日撮影)
(断層湖:活断層のズレによって窪地となった場所に水がたまってできた湖)
天気の良い日に訪れると、静寂の中に鳥の声が響き、湖面には青空と木々が映り、そよ風に揺れる木々の葉音が聞こえ・・・と、自然を満喫できる素敵な場所です。
先日、この八丁池周辺の清掃活動に参加してきました。
当日の天城山は、風が強く濃霧で雨もパラパラと降る悪天候でしたが、およそ70名の参加者が集まり、八丁池周辺のゴミ拾いを行いました。
普段から自然公園指導員の方などがきれいにして下さっているので、ゴミはそれほどないかと思っていましたが、雨で土が流れたりしてかなり古い時代のゴミが地面に顔を出しており、70名それぞれが持つビニール袋のゴミは、けっこうな量になりました。
そんな状況ではありましたが、最近のものと思われるゴミが少なかったのは、とても嬉しいことでした。
これから紅葉の時期になると、さらに登山者が増えると思われますが、各々がゴミを捨てないよう心がけ、きれいな八丁池・天城山を保ち続けてほしいと思います。
天気が良い時の八丁池(2011年11月30日撮影)
2012年09月26日夏から秋へ
富士箱根伊豆国立公園 沼津 橋本 和加子
先日、伊豆半島のほぼ中央に位置する天城峠から、天城山系の西側にある八丁池を結ぶ歩道「上り御幸(ぎょうこう)線歩道」を巡視してきました。
9月半ばを過ぎましたが、歩道の周りの木々はきれいな緑の葉が生い茂り、まだまだ夏の装いのように感じられました。
それでも、秋は確かにやってきています。
ホトトギス
ツルニンジン
こんな秋の花を見ることができました。
毎日「暑い暑い」と思っていても、季節は確かに移り変わっているのですね。
これから木々の葉が色づき始めれば、また違った雰囲気の歩道になることでしょう。
この「上り御幸線歩道」の入口は、旧天城トンネル入口の脇にあります。
八丁池までは、片道3時間~4時間で行くことができるので、お天気の良い日にお出かけするのも良いでしょう。
※お出かけの際には、しっかりと準備をして下さい。
また、この旧天城トンネルへ続く道の途中にある水生地の近くに、大正から昭和にかけて使われていた「氷室」跡と「なまこ岩」があります。
こちらもまだまだ緑豊かな森でしたが、紅葉の時期にはガラリと雰囲気が変わることでしょう。
水生地から氷室跡までは歩いて1~2分、なまこ岩までは歩いて15~20分ほどかかりますが、森の雰囲気を感じながら歩いてみてはいかがでしょうか。
9月半ばを過ぎましたが、歩道の周りの木々はきれいな緑の葉が生い茂り、まだまだ夏の装いのように感じられました。
それでも、秋は確かにやってきています。
ホトトギス
ツルニンジン
こんな秋の花を見ることができました。
毎日「暑い暑い」と思っていても、季節は確かに移り変わっているのですね。
これから木々の葉が色づき始めれば、また違った雰囲気の歩道になることでしょう。
この「上り御幸線歩道」の入口は、旧天城トンネル入口の脇にあります。
八丁池までは、片道3時間~4時間で行くことができるので、お天気の良い日にお出かけするのも良いでしょう。
※お出かけの際には、しっかりと準備をして下さい。
また、この旧天城トンネルへ続く道の途中にある水生地の近くに、大正から昭和にかけて使われていた「氷室」跡と「なまこ岩」があります。
こちらもまだまだ緑豊かな森でしたが、紅葉の時期にはガラリと雰囲気が変わることでしょう。
水生地から氷室跡までは歩いて1~2分、なまこ岩までは歩いて15~20分ほどかかりますが、森の雰囲気を感じながら歩いてみてはいかがでしょうか。
2012年09月12日富士山閉山
富士箱根伊豆国立公園 沼津 橋本 和加子
今年も富士山の夏山シーズンが終了しました。
7月前半は天候があまり良くなく満足に巡視を行えませんでしたが、夏休みが始まる頃から良いお天気が続くようになり、8月は予定通りに巡視などの諸業務を行うことができました。
そんな富士山の今年の様子を少しですがご紹介します。
夏ならではの賑わい。(8月19日富士宮口登山道にて)
砂走りを下ってくる人たちの砂煙。(8月25日須走口登山道より)
御来光の瞬間を迎えた人たち。(8月20日富士山頂にて)
富士山閉山にともない、富士山山頂にある環境省の公衆トイレは、9月2日(日)16:00に供用を終了いたしました。
今年もみなさまのご協力、ありがとうございました。
また、富士山の静岡県側登山道は、9月10日(月)正午より、富士宮口が六合目から山頂まで、御殿場口と須走口は五合目から山頂までが冬季閉鎖となっております。
今後は無理な登山をなさらないようお願い致します。
7月前半は天候があまり良くなく満足に巡視を行えませんでしたが、夏休みが始まる頃から良いお天気が続くようになり、8月は予定通りに巡視などの諸業務を行うことができました。
そんな富士山の今年の様子を少しですがご紹介します。
夏ならではの賑わい。(8月19日富士宮口登山道にて)
砂走りを下ってくる人たちの砂煙。(8月25日須走口登山道より)
御来光の瞬間を迎えた人たち。(8月20日富士山頂にて)
富士山閉山にともない、富士山山頂にある環境省の公衆トイレは、9月2日(日)16:00に供用を終了いたしました。
今年もみなさまのご協力、ありがとうございました。
また、富士山の静岡県側登山道は、9月10日(月)正午より、富士宮口が六合目から山頂まで、御殿場口と須走口は五合目から山頂までが冬季閉鎖となっております。
今後は無理な登山をなさらないようお願い致します。
2012年08月29日夏の景色
富士箱根伊豆国立公園 沼津 橋本 和加子
沼津自然保護官事務所は、毎年この時期、富士山での業務が中心となります。
今年は天気の良い日が続いているので、富士山での業務を滞りなく実施していますが、その合間には伊豆半島地域の巡視も行っています。
先日、伊豆半島北西に位置する達磨山周辺(伊豆山稜線歩道の一部)を確認したのですが、天気に恵まれて素晴らしい景色が眼下に広がっていました。
達磨山山頂から駿河湾方面を見ると、なんと御前崎まではっきりと見えていました。
同じ場所で振り返ってみると、伊豆半島の山の向こうに湘南の海と陸地が!
内浦湾や淡島、沼津アルプス、箱根の山々もきれいに見えました。
何度も巡視をしている場所ですが、これほど天気が良く、遠くまではっきりと見えたのは初めてでした。
この達磨山は981.9mの高さがあるので、日射しがあっても割と涼しさを感じる場所です。
今年はまだ暑い日が続きそうなので、避暑に訪れてみるのはいかがでしょうか?
今年は天気の良い日が続いているので、富士山での業務を滞りなく実施していますが、その合間には伊豆半島地域の巡視も行っています。
先日、伊豆半島北西に位置する達磨山周辺(伊豆山稜線歩道の一部)を確認したのですが、天気に恵まれて素晴らしい景色が眼下に広がっていました。
達磨山山頂から駿河湾方面を見ると、なんと御前崎まではっきりと見えていました。
同じ場所で振り返ってみると、伊豆半島の山の向こうに湘南の海と陸地が!
内浦湾や淡島、沼津アルプス、箱根の山々もきれいに見えました。
何度も巡視をしている場所ですが、これほど天気が良く、遠くまではっきりと見えたのは初めてでした。
この達磨山は981.9mの高さがあるので、日射しがあっても割と涼しさを感じる場所です。
今年はまだ暑い日が続きそうなので、避暑に訪れてみるのはいかがでしょうか?
2012年08月15日富士山クリーン大作戦
富士箱根伊豆国立公園 沼津 橋本 和加子
8月11日(土)、富士山とその周辺で『富士山クリーン大作戦』が実施されました。
これは富士山世界文化遺産登録に向けて機運を高め、美しい富士山を後世に引き継いでいくために、静岡県と山梨県、環境省・林野庁や各市町村などが合同で富士山とその周辺の一斉清掃を行ったものです。
静岡県側では、細野環境大臣が富士宮五合目の清掃活動に参加しました。
私は富士山頂での清掃活動に参加してきました。
また、当日山頂を極めた登山者にゴミ袋などの啓発グッズを配布して、みなさんにもご協力いただきました。
実際のところ、富士山頂では山小屋周辺以外ではほとんどゴミを見かけなかったので、登山者のみなさんがポイ捨てすることなく、きちんと持ち帰っているのだろうと思いました。
富士山が世界文化遺産に登録された場合、これまで以上に注目されて、もっと多くの人が訪れるようになると思われます。
例え今まで以上の人出になったとしても、登山者がマナーを守れば富士山はいつまでもきれいであり続けるはずです。
それには登山者のみなさまの協力が不可欠です。
これからもご協力の程、どうぞよろしくお願い致します。
8月11日、御殿場口登山道山頂直下からの眺め。
これは富士山世界文化遺産登録に向けて機運を高め、美しい富士山を後世に引き継いでいくために、静岡県と山梨県、環境省・林野庁や各市町村などが合同で富士山とその周辺の一斉清掃を行ったものです。
静岡県側では、細野環境大臣が富士宮五合目の清掃活動に参加しました。
私は富士山頂での清掃活動に参加してきました。
また、当日山頂を極めた登山者にゴミ袋などの啓発グッズを配布して、みなさんにもご協力いただきました。
実際のところ、富士山頂では山小屋周辺以外ではほとんどゴミを見かけなかったので、登山者のみなさんがポイ捨てすることなく、きちんと持ち帰っているのだろうと思いました。
富士山が世界文化遺産に登録された場合、これまで以上に注目されて、もっと多くの人が訪れるようになると思われます。
例え今まで以上の人出になったとしても、登山者がマナーを守れば富士山はいつまでもきれいであり続けるはずです。
それには登山者のみなさまの協力が不可欠です。
これからもご協力の程、どうぞよろしくお願い致します。
8月11日、御殿場口登山道山頂直下からの眺め。
2012年07月31日富士山頂公衆トイレ
富士箱根伊豆国立公園 沼津 橋本 和加子
2012年07月17日富士山の静岡県側登山道とお鉢めぐりについて
富士箱根伊豆国立公園 沼津 橋本 和加子
富士山の夏山登山シーズンが始まって半月が過ぎました。
静岡県側にある3つの登山道については、7月13日正午に富士宮口と須走口が山頂まで開通しました。
しかし、富士宮口登山道の九合五勺上に、まだ雪渓が残っていますので通行する際には充分注意が必要です。
また、須走口の下山道は、一部崩落しているため通行禁止となっていますので、登山道をご利用下さい。
※六合目の山小屋、長田山荘から下山道に行くことができます。
そして、御殿場口登山道は六合目から頂上までがまだ開通しておりません。
今後の情報に充分注意して、しっかりと登山計画を立てて富士山登山に臨んで下さい。
登山道の情報は下記、静岡県のHPよりご確認下さい。
http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-000/topics/mt_fuji_road.html
富士山頂を周回するお鉢めぐりについては、7月20日に1周することができるようになりました。
しかし、剣が峰の下にはまだ少々雪が残っており、昼間に溶けた雪が朝晩の寒さで凍ることが予想されますので、通行の際は充分お気をつけ下さい。
馬の背(一部、岩盤が露出して滑りやすくなっていますのでご注意下さい)
静岡県側にある3つの登山道については、7月13日正午に富士宮口と須走口が山頂まで開通しました。
しかし、富士宮口登山道の九合五勺上に、まだ雪渓が残っていますので通行する際には充分注意が必要です。
また、須走口の下山道は、一部崩落しているため通行禁止となっていますので、登山道をご利用下さい。
※六合目の山小屋、長田山荘から下山道に行くことができます。
そして、御殿場口登山道は六合目から頂上までがまだ開通しておりません。
今後の情報に充分注意して、しっかりと登山計画を立てて富士山登山に臨んで下さい。
登山道の情報は下記、静岡県のHPよりご確認下さい。
http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-000/topics/mt_fuji_road.html
富士山頂を周回するお鉢めぐりについては、7月20日に1周することができるようになりました。
しかし、剣が峰の下にはまだ少々雪が残っており、昼間に溶けた雪が朝晩の寒さで凍ることが予想されますので、通行の際は充分お気をつけ下さい。
馬の背(一部、岩盤が露出して滑りやすくなっていますのでご注意下さい)
2012年07月05日富士山開山
富士箱根伊豆国立公園 沼津 橋本 和加子
今年も富士山の夏山シーズンが始まりました。
環境省では開山に合わせて、今年も各登山道に登山者数調査のためのカウンターを設置しました。
富士宮口登山道八合目に設置した登山者カウンター
このカウンターは、赤外線センサーが反応することによってカウントをしています。
また、電気のない場所に設置するので、ソーラーパネルで太陽熱を充電することによって動いています。
カウンターの設置場所は、富士宮口八合目の山小屋さん、御殿場口七合九勺の山小屋さん、須走口本七合目の山小屋さん、吉田口八合目の山小屋さんの4箇所です。
これまでの富士山登山者数等については、下記よりご確認下さい。
http://www.env.go.jp/park/fujihakone/data/fuji_tozansha.html
また、富士山開山とはなりましたが、今年は雪が多かったため、現時点で静岡県側の登山道はまだ山頂まで開通しておりません。
雪解けや除雪作業の状況により通行止めが解除されていく予定なので、富士山登山計画を立てていらっしゃる方は静岡県のHPにて、情報をご確認下さい。
http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-000/topics/mt_fuji_road.html
富士山登山が楽しい思い出となるよう、体調と装備をしっかりと整えて、無理のない登山をしていただきますよう、お願い致します。
環境省では開山に合わせて、今年も各登山道に登山者数調査のためのカウンターを設置しました。
富士宮口登山道八合目に設置した登山者カウンター
このカウンターは、赤外線センサーが反応することによってカウントをしています。
また、電気のない場所に設置するので、ソーラーパネルで太陽熱を充電することによって動いています。
カウンターの設置場所は、富士宮口八合目の山小屋さん、御殿場口七合九勺の山小屋さん、須走口本七合目の山小屋さん、吉田口八合目の山小屋さんの4箇所です。
これまでの富士山登山者数等については、下記よりご確認下さい。
http://www.env.go.jp/park/fujihakone/data/fuji_tozansha.html
また、富士山開山とはなりましたが、今年は雪が多かったため、現時点で静岡県側の登山道はまだ山頂まで開通しておりません。
雪解けや除雪作業の状況により通行止めが解除されていく予定なので、富士山登山計画を立てていらっしゃる方は静岡県のHPにて、情報をご確認下さい。
http://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-000/topics/mt_fuji_road.html
富士山登山が楽しい思い出となるよう、体調と装備をしっかりと整えて、無理のない登山をしていただきますよう、お願い致します。
その時に見た変わった形のブナの木をご紹介します。
枝が横に長~く伸びています。
よく見ると、1番下の枝の先が上に向かって直角に曲がっています。(赤丸の中です)
その先にはちょうど歩道があります。
歩道を歩く人の邪魔をしないように、伸びる方向を変えてくれたのでしょうか。
こちらは折れた枝が地面に付いた所から、またブナの木が成長しています。
最後はこちらです。
根元から斜面の下に向かって幹が伸び、途中から空へ向かって曲がっています。その根元は空洞だらけでした。
きれいに言えば「飛び立つ直前の鳥」に見えますが、みなさんにはいったい何に見えるでしょうか?
どんな形になっても成長し続ける樹木のたくましさが垣間見えた調査になりました。