尾瀬国立公園 檜枝岐
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2019年07月31日尾瀬はニッコウキスゲが見頃になりました!
尾瀬国立公園 檜枝岐 細川有希
みなさん、こんにちは
尾瀬国立公園檜枝岐自然保護官事務所の細川です。
突然ですがここでクイズです!
下の木道の写真にはある動物が写っています...
どこにいるかわかりますか?
答えは日記の最後で↓↓↓
(沼山峠と大江湿原の間の木道)
毎日、雨が続いていますが尾瀬にも夏の花が咲いてきました。
昨年と比べると大江湿原のニッコウキスゲがとても多く、三本松の近くが満開で一面が黄色くなっています。
私もこんなにニッコウキスゲが咲いているのを見たのは初めてなので感動しました。
(大江湿原のニッコウキスゲ 7/29)
今回は、燧ヶ岳に繋がる長英新道の整備のために行きました。
尾瀬沼から見晴方面に向かい5分くらいで長英新道の分岐に到着します。
尾瀬沼から燧ヶ岳に登る際の最短ルートなので長年使われており、雨の影響で土道が流れえぐれてしまったりどろどろになっている箇所があります。
そういった箇所は滑りやすく歩きにくいので、尾瀬のパークボランティアや尾瀬沼ビジターセンターのスタッフと一緒に人の手でできる範囲の整備を行います。
(どろどろの箇所には水が抜けるように路を作ります)
(泥を集めてえぐれた場所に埋め込みます)
(えぐれた箇所に石などをつめてこれ以上広がらないようにします)
途中で雨が降ってしまったので作業は中断してしまいましたが、これからも尾瀬を守るために活動は続いていきます。
自然が保たれ、皆さんが楽しめる環境であれば良いですね。
最後に冒頭のクイズを答えます!
答えは「オコジョ」でした!
木道を歩いていたら突然「ピピイィー!」と高い鳴き声が聞こえたので何かと思い見るとオコジョが木道の隙間から5m近くでこちらに顔を向けていました。
オコジョは好奇心旺盛な動物なので何もしなければ寄ってくることがあります。
立ち止まってカメラを構えていると20cm近くまで寄ってきました。
すばしっこくまともに撮れた写真もこれ1枚でしたが、初めて野生のオコジョを見てとても可愛らしくまた会いたいと思いました!
みなさんこんにちは!
檜枝岐自然保護官事務所の細川です。
だんだんと涼しい風が入り秋の季節になりました。
檜枝岐村は涼しい風というよりは時々冬のような冷たい風が吹くこともあります・・・
尾瀬も紅葉シーズンになり、緑から黄色、赤、茶色へと木や草紅葉が色づき始めました。
シーズンは間で雪が溶けた6月からまた降り始めるまでの10月の5,6ヶ月しか開山していません。
この少ない期間でも尾瀬は毎年様々な顔を見せてくれて忘れられないような風景に出会わせてくれます。
今回は、夏に撮影した写真でマイベストショットの植物を紹介します。
来年はもっとすてきな写真が撮れるよう皆さんもぜひ訪れてみてください。
ちなみに尾瀬の閉山とは山小屋が閉まり人がいなくなった頃10月末のことを言います。
おととしは10月中旬に雪が降り始めましたが今年はどうなのでしょうか・・・
(左上ハッチョウトンボ 左下地衣類 右上ヤマハハコ 右下オトギリソウ科)
(右上アサギマダラ 右上ウメバチソウ 左下コオニユリ 右下エゾリンドウ)
(左上キンコウカ 右上ミヤマワレモコウとヘリコプター 左下アカモノ 右下シラタマノキ)
いかがでしたでしょうか。
まだまだベストショットはありますが今回は一部だけ紹介しました。
また次回の投稿をお楽しみにしてください。