ACTIVE RANGER

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

関東地方環境事務所のアクティブ・レンジャーが、活動の様子をお伝えします。

RSS

尾瀬国立公園

187件の記事があります。

2019年06月06日尾瀬高校での出前授業と最近の尾瀬の様子

尾瀬国立公園 尾池こず江

 環境省関東地方環境事務所と尾瀬高等学校(尾瀬高)は平成30年2月に連携協定を締結し、その協定の一環として2回目の出前授業を行ってきました。

 保護管理と環境教育の点から、今回は自然保護官から環境省全体についてのお話や国立公園について講義した後に、今年度から片品自然保護官事務所に着任したシカ対策専門員から野生動物全般のお話や今尾瀬国立公園で問題となっているニホンジカについての講義を行いました。

 これから野生動物にかかわる職業に就きたい人に向け自分の経験をもとにアドバイスをするなど、高校生も興味深く聞いていた様子でした。

 講義のあとは座談会を行い、熱心に様々な質問をしている様子をみていると高校生からのパワーを感じました。また、高校生の新鮮な発想はこちらとしても貴重で、とても勉強になりました。

 

 さて、最近の尾瀬の様子はというと、尾瀬シーズンも始まり尾瀬ヶ原では有名なミズバショウをはじめ次々とお花が咲き始めております。

【テンマ沢】

【下ノ大堀川】

【木道の間にはリュウキンカ】

【ひっそりと咲くザゼンソウ】

新緑が綺麗な季節になり、これからますます暑くなりますので熱中症には気をつけて、

是非尾瀬にお越しください!

ページ先頭へ↑

2019年05月20日檜枝岐小学校のインタビュー!

尾瀬国立公園 細川有希

皆さんこんにちは!

檜枝岐自然保護官事務所のアクティブレンジャーの細川です。

寒い冬もようやく終わり、桜が散り始めた檜枝岐ですが待望の尾瀬国立公園の山開きが6月4日に新潟県で開催されます。

山開きは尾瀬に関わる様々な機関が集まり今年の山開きの儀式を執り行うお祝いです。新潟県、群馬県、福島県の尾瀬国立公園にまたがる3県の持ち回りで開催場所が変わります。

今年は新潟県で開催され、アクティブレンジャー3年目の私は3県をコンプリートすることになります!

各県の特産や伝統などを見られる素晴らしい機会なので楽しみです。

開催された後にまた日記を更新する予定なので楽しみにしていてください。

今回、檜枝岐自然保護官事務所に檜枝岐小学校(ひのえまた)の子どもたちが尾瀬についてのインタビューに来ました!

総合学習の授業の一環で尾瀬の動物について知りたいとのことでしたが、子どもたちが事務所に来るのは珍しいのでとても緊張しました。

(インタビューを受けているところ 5月16日)

最初にしっかりあいさつをして、聞きたいことをメモした画板を見ながら子どもたちも緊張した様子で質問をします。

子供たちからは、尾瀬や村によくいる動物(ほ乳類等)や尾瀬の植物を食べる動物などの質問があり、村にはニホンザルやニホンジカがみられ、シカがニッコウキスゲを食べられてしまうことなどを答えました。

子どもたちはさすがですね。事務所にあるシカの頭骨や角、カエルのフィギュアなどに気づき、実際に触って興味を示していました。

パーフェクトに答えたいと思いましたが、子どもたちの質問に図鑑をめくることもしばしば・・・

尾瀬についてもっと勉強していきたいと思いを新たにしました!

ほ乳類はどんな声で鳴くのか、見ることが少ない生きものは何か、なぜそのようにあるのか、思いもしない疑問に子どもの頃の自由な気持ちが思い出されました。

(大江湿原 5月18日)

先日、尾瀬沼まで行ったときの写真です。

5月9日に今年初めて大江湿原に行ったときより60cmくらい溶けていました。

雪が溶けると眠っていた動物や植物たちが目を覚まします。

芽吹いた尾瀬に入るのが楽しみです!

ページ先頭へ↑

2019年03月20日厳冬の尾瀬は別世界

尾瀬国立公園 尾池こず江

平成31年3月12日(火)尾瀬ヶ原での除雪に同行し巡視点検に行ってきました。

冬になると、毎年除雪隊が山小屋や橋の除雪を行うのですが、雪深い尾瀬に徒歩で入ることは難しいためヘリコプターで行きます。今回は戸倉から竜宮十字路付近まで行きました。

△ヘリコプターから撮影

初めてヘリコプターに乗ったのですが、高いところが苦手なのでどこを飛んでいるのかさっぱり分かっていません。この日は天気が良く、風もなかったのが救いです。

△一面雪の尾瀬に到着

尾瀬ヶ原に下りて、スノーシューで歩きます。辺り一面真っ白な雪で覆われていて、ここで初めて綺麗な景色に気付きました。尾瀬の冬景色を見るのは初めてで、とても貴重な体験をすることができました。

△作業前にはしっかり安全確認

万全の装備と安全確認をしっかりします。一歩間違えれば転落の恐れもあるので慎重に作業しなければなりません。

△手作業での橋の上の除雪

今回は環境省が管理している竜宮十字路付近の橋の除雪点検をしてきました。

積雪量は例年よりも少ないようですが、やはり尾瀬は豪雪地帯ですので、それなりに積もっています。除雪は手作業ですので、かなり重労働で大変な作業になります。誰でも作業できるものではなく、尾瀬のことや雪の状況をよく知っているプロの除雪隊がこうして、冬の尾瀬を守っています。

△ヘリから見た風景

冬の尾瀬は豪雪地帯なので一般的には容易に入ることができません。

冬山なので万全な準備が必要です。

△白一色となった広大な湿原から見える至仏山

別世界です。新たな尾瀬国立公園の大自然を見ることができました。

ページ先頭へ↑

2019年03月12日尾瀬の未来図 新・尾瀬ビジョンについて

尾瀬国立公園 細川有希

みなさん、こんにちは。

檜枝岐自然保護官事務所の細川です。

3月4日(月)に関東地方環境事務所にて「第17回尾瀬国立公園協議会」が開催されました。

(会議の様子)

多数の機関から構成される会議で、尾瀬を取り巻く行政機関や財団、観光協会等32の関係機関と委員で成り立っています。

それらが一同に集まり、年に一度尾瀬の現状と将来に向けた進め方を提示し意見交換を行う貴重な場が事務局を環境省とする尾瀬国立公園協議会になります。

尾瀬国立公園協議会は平成18年に取りまとめられた初期「尾瀬ビジョン」の進行促進を目的として平成19年度に発足しました。(尾瀬が日光から分離独立した年)

平成18年と平成31年現在では自然環境や尾瀬周辺の社会情勢の変化が著しいため、将来を見据えたビジョンへ改定すべく「これからの尾瀬が目指す姿と方向性」を示した「新・尾瀬ビジョン」に改訂しました。


今回の会議では主に「新・尾瀬ビジョン」の今後の進行に向けた議論を展開させました。

(新・尾瀬ビジョンの仕組み)

みなさんは、新・尾瀬ビジョンについてご存じでしょうか?

みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ」を行動理念に置きながら、みんなで力を合わせることで、尾瀬の生きものや利用者、尾瀬とともに生きる地域人々、「みんなに愛され続ける尾瀬」を目指していきます。

「みんな」とは「あなた」を始め「これから尾瀬と関わっていく人」までが含まれます。尾瀬が目指す姿を実現するためにはこれまで以上に個人や団体・企業などもそれぞれができることを考え、みんなで協力していくことが不可欠です。

「みんなの尾瀬」とは、

外国人が利用しやすい環境や学校が尾瀬での環境教育の推進を図ること、メディアとの連携による情報発信、山小屋やビジターセンターなど現場の声を対策に活かす仕組みの構築など愛される尾瀬づくりの輪を広げていくことを意味しています。

「みんなで守る」とは、

ニホンジカによるニッコウキスゲなどの被害の低減と植生回復に向けた取組や、歴史・伝統・文化の発掘と再認識、人の活動が与える自然への負荷の最小限化など自然豊かな尾瀬を次世代に引き継いでいくことを意味しています。

「みんなで楽しむ」とは、

尾瀬ならではの楽しみ方の検討・意見交換や、朝夕・星空など泊まらないと体験できない魅力の発信、携帯電話やドローン、冬期利用についてのルールの検討など自然を損なわない楽しみ方を考えながら、みんなが訪れたくなる尾瀬にしていくことを意味しています。

以上で説明したものは新・尾瀬ビジョンの一部ですが、少しでも多くの方に尾瀬に関わっていただけることを望んでいます。

尾瀬が目指す姿とはあなたや次世代を担う子どもたちにとって、20年後の尾瀬がどうあってほしいか考えた未来図です。

新・尾瀬ビジョンが今回初めて冊子となり初めての方でも見やすく理解しやすい内容になっています。その表紙と背表紙を飾るのが檜枝岐村や片品村、湯ノ谷小学校の子どもたちが描いた20年後の尾瀬のイラストです!

(子どもたちが考える20年後の尾瀬)

私は2年前に尾瀬国立公園に来るまでは、尾瀬のことは何も知りませんでしたが、檜枝岐村に住み人々がどう尾瀬と向き合って暮らしているか様々な現場で見ることができました。皆、一生懸命に尾瀬について考えており私も新・尾瀬ビジョンの一員として将来を見据えた取組に参加したいと思います。

新・尾瀬ビジョンは概要版として正本されています。

PDFで見られますので詳しくはこちらからどうぞ!

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

新・尾瀬ビジョンの概要.pdf

ページ先頭へ↑

2019年02月28日「群馬県立尾瀬高等学校との連携協定」締結式

尾瀬国立公園 尾池こず江

 平成31年2月27日(水)群馬県立尾瀬高等学校で、環境省関東地方環境事務所と群馬県立尾瀬高等学校は「尾瀬国立公園の保護・管理と環境教育等に関する連携協定」を締結いたしました。国立公園の保護管理で環境省と高等学校が連携協定するのは全国初となります。

△関東地方環境事務所 牧谷所長と尾瀬高等学校 小林校長

 群馬県立尾瀬高等学校(以下尾瀬高)は、「自然との共生」を図ることのできる人づくりを目指し、長年にわたり、尾瀬国立公園の自然環境調査や日光国立公園のシラネアオイ群落の保護・復元活動等に取り組んできました。

 昨夏、環境大臣政務官だった笹川博義衆院議員が尾瀬現地調査で尾瀬高生のシカライトセンサス調査や意見交換会に参加したり、2018年に尾瀬国立公園協議会が策定した、尾瀬のめざす姿をまとめた「新・尾瀬ビジョン」の策定過程においても尾瀬高生の協力をいただくなど、環境省と尾瀬高との関わりが深くなったこともあり、支援に向けた動きが始まりました。

 「新・尾瀬ビジョン」の中にもあるように、「みんなに愛され続ける尾瀬」をめざすには、尾瀬高の生徒をはじめとした地域の若い力が欠かせません。こうしたことを踏まえ、尾瀬高と環境省は、互いに連携・協力して尾瀬国立公園をはじめとする国立公園の保護・管理を推進するとともに、それらを担う人材を育成するための環境教育等を推進することを目的に協定を締結することになりました。

 これからも若いパワーを尾瀬のために貸していただけたら嬉しく思います。来年度もまた元気な高校生と一緒に調査等できることを楽しみにしています。

ページ先頭へ↑

2019年02月07日尾瀬国立公園 片品村の冬

尾瀬国立公園 尾池こず江

 新年を迎えたと思ったらあっという間にもう2月ですね。尾瀬国立公園片品自然保護官事務所の尾池です。立春が過ぎると暦の上では「春」に入りますが、尾瀬ではまだまだ数メートルの雪に覆われています。10月末頃にビジターセンターがクローズしてから、5月中旬頃の山開きまでほとんど人が入らない冬山となります。約半年もの間静かな尾瀬では、雪の下で植物が眠っています。5月中旬以降雪解けとともにミズバショウやザゼンソウが顔を出し尾瀬シーズンの始まりを感じることができます。とても待ち遠しいですね。

冬季中は片品村戸倉~鳩待峠間は通行止めになります。

 尾瀬に入る機会も減りなかなか尾瀬の現地がお伝えできないのですが、オフシーズンでも片品自然保護官事務所では会議や様々な調整、データの集計など来年度に向けての準備等がたくさんあります。今回は片品自然保護官事務所付近の様子や尾瀬に関わる出来事等をお伝えしたいと思います。

尾瀬国立公園のもう一つの事務所、檜枝岐のアクティブレンジャーも書いていますが、こちら片品の事務所でも積雪があると除雪作業がとても大変です。年末年始に体に蓄えたモノをやっつけようと除雪で体を動かしつつ、流行りのインフルエンザにも負けずにこの冬を乗り切ろうと頑張っています。

事務所付近の様子(一晩で40㎝程積もった雪)

 さて、年末年始頃の出来事になりますが、1217()に群馬県立尾瀬尾瀬高等学校(通称、尾瀬高)へ出向き保護官が「日本の国立公園における自然保護官の役割」という内容の講座を行いました。尾瀬高には自然環境科があり、校外実習で尾瀬に入り調査等もしています。昨年の夏にはシカのライトセンサス調査や植生調査にも同行させていただきました。また環境大臣政務官の尾瀬現地調査の際には意見交換会にも出席していただき、尾瀬に関わることの多い学校でもあります。この講座の最後には、生徒や先生からも積極的に質問があり、とても貴重な経験だったと感じています。

講座の様子

 また、1220()には尾瀬国立公園適正利用の推進に関する小委員会があり、尾瀬全体を視野に入れた適正利用の促進に関する議論がありました。今年に入ってからは、122()に「尾瀬国立公園シカ協議会」が開催されました。尾瀬のシカ問題は尾瀬地域だけでなく、周辺との連携を強化しながら対策をしていく必要があり、県をまたいで広域に移動するシカの対策を各主体が積極的に取り組みがされています。様々な観点からの取組発表や有識者の先生がたからのお話を聞き、シカ対策の重要性をさらに感じました。また、片品自然保護官事務所ではアクティブレンジャーがシカの移動経路にセンサーカメラを設置し、毎年データを収集し経年変化を見ています。シカを相手に状況の変化に応じて対応していかなければならないということもあり、なるべく多くの情報を把握できるよう続けていくべきだと思っています。

尾瀬国立公園シカ協議会の様子

会議が多い冬ですが、尾瀬の生き物達にまた会えるのを楽しみに準備していきたいと思います。

まだまだ寒い日が続きますが、みなさん風邪など引かないようにお過ごしください。

ページ先頭へ↑

2019年02月05日冬の檜枝岐村の雪かき

尾瀬国立公園 内海 真弓

みなさんこんにちは!

尾瀬国立公園 檜枝岐アクティブレンジャーの細川です.

尾瀬国立公園は10月末から閉山になりましたが、私の拠点は変わらず檜枝岐村にあります。

去年は雪が降り始めたのが遅く11月になって少しずつ降りましたが、やはり例年よりも積雪量は少ないようです。

今回は、檜枝岐自然保護官事務所の除雪について紹介します。

檜枝岐村は尾瀬国立公園に非常に近い場所にあり、尾瀬への入り口と呼ばれることがあります。

豪雪地帯でもあり、一晩で膝上まで積もることもあるので、毎朝の出勤は雪かきから始まります。

この前は事務所の鍵穴が凍ってしまい、大変な思いをしました。

通常、どの家にも灯油ストーブや備え付けストーブがあり、灯油を入れて使用します。排気口が雪で埋もれないように注意しましょう。

檜枝岐自然保護官事務所の裏は川になっており、屋根(斜めになっている)から落ちた雪が川に落ちてくれればいいのですが少しだけ平地になっているので山の様に積もってしまいます。

(事務所裏の様子)

あまりに積もりすぎると、裏側が圧迫されてしまうので危険です。(窓ガラスが割れるかも...)

少ない雪はスコップやダンプという道具で払うことができるのですが、今回は雪山(小さいですが)を相手にしているので「除雪機」という、雪を巻き込み他所に飛ばす頼もしい機械を使います。

(除雪機から雪が飛ばされているのが見えます)

私はまだ除雪機を使い始めて二年目の初心者なので、このように傾けることは難しく慣れている人に任せています。

雪をスコップで崩し、除雪機で除雪し...という作業を何度も行い、少しずつ雪を減らしていきます。

(雪の山を崩す)

ここで注意しなければならないのが、日が当たると屋根の雪が溶けてさらに山の上に落ちてくる可能性があるので、午前中しか作業ができないのです。

特に、除雪初心者は雪の恐ろしさを知らないのでさらに気を付けなければなりません。

ある程度、除雪し終えたら区切りを決めて次の機会に持ち越しましょう。

次の日に事務所裏を見てみると、屋根に積もった雪が溶け落ちまた山を作っていました・・・

(次の日の事務所裏)

雪かきに大切なのは、忍耐と楽しむ心です!

「こんなキレイな塊が掘れた!」

「雪だるま作ろう!」

「良い運動になる!」

など、いろいろ考えて除雪すると楽しいかもしれません。

今度、尾瀬に環境省が所有する施設の除雪を行う予定です。

真っ白な湿原の上を歩くことができる貴重な体験なので楽しみにしています。

皆さんも良い冬をお過ごしください。

ページ先頭へ↑

2018年09月13日尾瀬サミット2018@檜枝岐村開催

尾瀬国立公園 内海 真弓

みなさん、こんにちは!

檜枝岐(ひのえまた)自然保護官事務所の細川です。

今月、9月11日に尾瀬サミットが檜枝岐村の尾瀬沼ヒュッテで開幕しました。

福島、群馬、新潟の3県知事や環境大臣政務官など関係団体の代表者が参加し新・尾瀬ビジョンに基づき尾瀬国立公園の環境保全について意見交換会を行いました。

↑尾瀬サミット2018

前日10日に御池(みいけ)ロッジにて尾瀬国立公園協議会が開催され新・尾瀬ビジョンの案と今後の取組の進め方について話し合いが行われ、合意を得ました。

↑9月10日尾瀬国立公園協議会

新・尾瀬ビジョンは尾瀬の強みを生かしたエコツーリズムやSNSによる情報発信などを柱とし、入山者の減少やニホンジカの食害などの課題に対応するため、日光国立公園と分離独立した2006年に策定したビジョンを12年ぶりに改訂しました。

これは一つの団体だけが取り組む課題ではなく関係団体がそれぞれ尾瀬をより良くするために取り組む課題であるため、みんなの目標が新・尾瀬ビジョンになります。

尾瀬ビジョンが改訂する経緯等少しわかりにくいと思うので時系列で簡単に説明します。

1.2006年尾瀬ビジョン策定&尾瀬国立公園誕生(日光国立公園と分離独立)

2.(入山者の減少やニホンジカの食害等の問題が顕著に見えてくる)

3.2017年尾瀬サミットにてこれからの尾瀬について具体的な対策が必要であると議論(尾瀬ビジョンの改定)

4.2017年から2018年の間に様々な方と意見交換会等を開き新・尾瀬ビジョンの具体的な内容を検討

5.2018年9月10日尾瀬国立公園協議会にて新・尾瀬ビジョン案を発表→関係団体の合意

6.9月11日尾瀬サミット2018にて新・尾瀬ビジョン決定

新・尾瀬ビジョンの行動理念は

「みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ」

としており、それぞれの言葉に意味があり必要な取組を分けています。

「みんなの尾瀬」

尾瀬の普遍の価値を広く発信し、尾瀬を愛する輪を広げていきましょう

(情報の効果的な発信や現状把握等)

「みんなで守る」

かけがえのない尾瀬をみんなで守り育てしっかりと次世代に引き継いでいきましょう

(歴史・伝統・文化が息づく尾瀬づくりや野生動物との軋轢の解消等)

「みんなで楽しむ」

自然を損なわない楽しみ方を考えながらみんなが訪れたくなる尾瀬にしましょう

(魅力あふれる尾瀬づくりや幅広い楽しみ方の検討等)

↑福島工高山岳部の紹介。燧ヶ岳登山や檜枝岐歌舞伎の化粧体験などについて報告しました。

尾瀬サミットは毎年9月頃に開かれ尾瀬国立公園に面している群馬県、新潟県、福島県で持ち回りをしています。昨年は群馬県片品村で開催され今年は福島県檜枝岐村でした。来年は新潟県で開催されます。県境を越えることは大変だと考えていたのですが、各県の文化、伝統、料理などを味わうことができ身近に気軽に行けるような所であると思えるようになりました。

↑尾瀬サミット2018集合写真

尾瀬はこれから秋シーズンになり紅葉が見頃になります。

雪が降るため1年の内、半分しか入山することができませんが貴重な半年を存分に感じ取りみなさんに発信していきたいと思います。

↑天気はくもりでしたが燧ヶ岳がはっきり見えました。

ページ先頭へ↑

2018年08月02日アクティブレンジャー写真展 道の駅尾瀬かたしなで開催

尾瀬国立公園 尾池こず江

尾瀬国立公園片品地区では、平成30年7月21日(土)から812日(日)まで「道の駅尾瀬かたしな」でアクティブレンジャー写真展を開催しています。

この写真展では、関東地方の国立公園や国指定鳥獣保護区で、自然保護官補佐(アクティブレンジャー)が、日頃の業務を通じて撮影した動植物や四季折々の写真を展示しています。

自然のすばらしさや大切さを伝え、自然保護や国立公園について多くの人に知っていただけたら嬉しく思います。

ぜひ、展示場にあるアンケートのご協力もお願いします。

※「道の駅尾瀬かたしな」は、721日(土)に片品村役場の隣にオープンしました。

尾瀬の入り口、片品村の道の駅へ足を運んでみてはいかがでしょうか?

写真展は、食堂側に展示されています。

ページ先頭へ↑

2018年05月17日尾瀬国立公園 山ノ鼻ビジターセンター開所式

尾瀬国立公園 尾池こず江

5月16日に尾瀬国立公園山ノ鼻ビジターセンターの開所式に参加しました。

とても天気が良く暖かい日差しの中、関係者が集まり尾瀬シーズンの幕開けを祝いました。

尾瀬を安全に楽しんでほしいと関係者からの挨拶があり、また片品自然保護官からも尾瀬についての

お話と挨拶をさせていただきました。

↑開所式の様子

山ノ鼻ビジターセンターは、鳩待峠入山口から1時間くらい歩くのですが、

今回歩いた道のりの様子を少しだけお伝えします。

↑今年は昨年と比べると残雪が少ない至仏山

木道を歩いていると左手に至仏山が見えてきます。

↑木道の様子

今年度は雪が少なく雪解けも早かったため

鳩待峠から山ノ鼻間の木道には残雪が一部ある程度、木道脇の日陰の部分には写真のような残雪がある程度でしたが十分注意して通行しましょう。

(5月2日時点では木道にも雪があり、踏み抜きに注意して歩きました)

↑テンマ沢のミズバショウ

鳩待峠入口から35分くらい歩くとテンマ沢にミズバショウが咲いていました。

この辺りでは美味しそうなミズバショウを食べに熊が出ることがあるそうですので、

朝夕の時間帯は特に気をつけて通行するスポットです。

↑近くで見たミズバショウ

今年は昨年より2週間くらい早く咲いているような感じと言われていますが、尾瀬ヶ原の

ミズバショウの見頃は5月中旬~下旬くらいでしょうか。

写真からではお伝えできないのが残念ですが、鳥のさえずりや川の音を聞きながら

とても心地よい尾瀬でした。ぜひ、尾瀬に来て感じてほしいと思います。

ページ先頭へ↑

Adobe Readerのダウンロード

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。Adobe Reader(無償)をダウンロードしてご利用ください。

ページ先頭へ