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関東地方環境事務所

アクティブ・レンジャー日記 [関東地区]

長距離自然歩道を歩いてみよう!「東海自然歩道」

2023年01月25日
沼津 刑部美鈴
こんにちは!沼津管理官事務所の刑部です。
1月だというのに春のような暖かい日が続いたと思ったら、急に寒くなったりしていますね。
 
今回は長距離自然歩道の1つ、「東海自然歩道」についてご紹介したいと思います。
その前に、皆様は長距離自然歩道をご存じでしょうか?
 
長距離自然歩道とは、四季を通じて手軽に、楽しく、安全に自らの足で歩くことを通じて、豊かな自然や歴史・文化とふれあい、心身ともにリフレッシュし、自然保護に対する理解を深めることを目的とした歩道のことで、環境省が計画し、国及び各都道府県で整備を進めています。

その中の一つに東海自然歩道があり、以前私の日記の中でもご紹介しました。
春の訪れ 東海自然歩道
 
東海自然歩道上にある案内看板
今回ご紹介するのは環境省が直轄で管理を行っている静岡県富士宮市内の場所で、日々の業務の一環として歩道内に壊れた箇所がないか、危険箇所がないか等の確認を定期的に行っています。
青丸部分が環境省直轄の歩道になります
長距離歩道なのですべて歩くと、とても長い(全国の総延長は27,000km!)ですが部分部分で切って歩くこともできますし、歩道上に難しい場所などはないので初心者の方でも安心して歩けます。
東海自然歩道 割石峠付近
今回紹介している箇所の中で、落石により橋の一部が壊れ通行に注意が必要な場所が有りますので、こちらを通る際には十分に気をつけて歩行するようにしてください。(令和5年3月末までに修理予定です)
落石により一部破損した歩道
橋の脇を通りますので十分注意してください
橋破損箇所
こちらの歩道上にはトイレも設置されております。冬の間、本体は閉鎖となりますが、横に整備された簡易トイレがあり、こちらを使用できますので長時間を歩く方も安心です。
冬は木の葉も落ちているので、雪を被った富士山がきれいに望めます
左側の白色の建物が簡易トイレ
興味を持たれた方は、是非お住まいの近くにある長距離自然歩道を歩いてみてください!